現実 ページ44
鬼舞辻
「お前があの桜柱、そして鬼か」
『…だからなんだ』
鬼舞辻
「面白い。気に入った」
『気を抜いていると、その頸落とすぞ…』
鬼舞辻
「やってみるがいい」
『桜の呼吸…壱ノ型、桜吹雪の舞！』
き、消えた！？
鬼舞辻
「遅いな」
『何っ！？あ"あ"っ！』
物凄い蹴りの威力…
なら…
『血鬼術、氷桜の礫』
鬼舞辻
「ほぅ。凍らせた桜の花びらの刃の礫を血鬼術で作り出すとは。なんとも美しい、ますます気に入った」
『お前に気に入られたくない。反吐が出る』
全神経を集中させて、精度の高い術、呼吸を繰り出すも易々とかわされる
無一郎
「姉さん！！」
鬼舞辻
「どこを見ている」
『！？』
何かが首に突き刺さると同時に、大量に身体中に行き渡る鬼舞辻無惨の血
鬼舞辻
「柱を殺せ」
そう一言だけ言うと、消えた
『御意』
〜〜〜〜
こちらを見た姉さん
え？何…が起きてるの…
姉さんが苦しそうにのたうち回って…
そして、立ち上がって僕らを見るその目…
隣にいた人影が消える
フッ…
無一郎
「えっ…？」
胸から鎖骨にかけて斬られていた
目の前には真っ赤な目をした姉さん
い、今の…
不死川
「時透ォ！」
無一郎
「し、不死川さん……あれ…姉さん、ですよね…」
不死川
「っ……違う…鬼だ。今はまず止血に集中しろォ！俺が時間を稼ぐ。姉の頸はお前が斬れェ！」
宇髄
「俺じゃねぇ。俺らだろ？行くぞ！」
僕の傷の状態を胡蝶さんが診てくれる
胡蝶
「爪ではありません…恐らく、日輪刀での傷かと…」
無一郎
「姉さんは…戻りますよね？戻れますよね？」
胡蝶
「わかりません。今の状態では100%不可能かと…」
無一郎
「そ、そんな…」
胡蝶
「時透さん。あなたがやらなければなりません。お姉さんを…」
無一郎
「……」
胡蝶
「これが現実です」
こんな酷い現実…信じたくないよ…
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ミライ(プロフ) - ゆずポンさん» ちょっと違った無一郎くんを書きたかったんです！wありがとうございます！ (2020年3月30日 19時) (
レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
ゆずポン - 涙が止まらない！ (2020年3月30日 19時) (レス) id: 8320c6e5dc (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 本の虫さん» ありがとうございます！めちゃめちゃ嬉しいです！ (2020年3月17日 0時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
本の虫(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れさまでした。すごく泣きました。これからも応援しています！ (2020年3月16日 22時) (レス) id: 0e28084fa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2020年2月15日 23時
