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合流せよ ページ43

胡蝶
「1つ思いましたが、お館様と私たち柱で決めたことなのに、その命に背くんですか?」

『え?、あっ…そ、背くだなんて…』

胡蝶
「冗談です。Aさん、貴方は人を守れる鬼と人間のハーフです」

『鬼は嫌いな人が多いでしょう?現にこの柱の中にも…私は嫌われて当然なんです…』

悲鳴嶼
「確かに鬼は憎き存在。だが、神桜。お前は私たちの仲間だと言うことを忘れるな」

『悲鳴嶼さん…』

悲鳴嶼
「大切な仲間だ。失わせない。次やれば私が全力で止めよう」

無一郎
「もう、出来ないね!」

『そ、そうだね…』



ぶわっ!

ただならぬ気配…

ここまで来るのか!



無一郎
「姉さん?」

『無一郎…あなたはここにいなさい。姉さんの命令よ』



屋敷を飛び出ようとすると



無一郎
「待って!僕も行くよ!もう前みたいな弱い僕じゃない!姉さんを守れるように強くなったから!」

『それでもよ。無一郎、もし貴方が居なくなってしまっまたら、鬼殺隊の戦力が大幅に欠ける。私のことは気にしなくていいの』

無一郎
「嫌だ!」

『無一郎。大好き…ずっと笑顔でね。私のこと、忘れてもいいから』

無一郎
「なんでそんな事言うの!待って!姉さん!!」



〜〜〜〜



僕の手は空気を掴んだ

姉さんはいつもそうだ

僕を守ろうとして…

けど今は…それが傷つくんだ

姉さんを守るために鬼殺隊に入ったのに…守れてないじゃないか



不死川
「時透ォ。1人じゃねぇぞお前はァ」

胡蝶
「行きましょう。お姉さんを守りに。私たちの仲間を守りに」



ここで、お館様の鴉が叫んだ



「鬼舞辻無惨出現!大至急、交戦中の桜柱と合流せよ!」



待ってて!姉さん!!

現実→←約束



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ミライ(プロフ) - ゆずポンさん» ちょっと違った無一郎くんを書きたかったんです!wありがとうございます! (2020年3月30日 19時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
ゆずポン - 涙が止まらない! (2020年3月30日 19時) (レス) id: 8320c6e5dc (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 本の虫さん» ありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです! (2020年3月17日 0時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
本の虫(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れさまでした。すごく泣きました。これからも応援しています! (2020年3月16日 22時) (レス) id: 0e28084fa3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2020年2月15日 23時

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