僕の姉さんは…【時透無一郎】

設定＆崩壊 ページ1

時透A(17歳)

双子の有一郎と無一郎の姉
弟達のためならと、家族思い

イメ画は下に貼っときます！⤵︎ ⤵︎

〜〜〜〜



朝だ

僕よりもずっと早く起きてる姉さん

兄さんも少し前に起きたのかな



『おはよう、無一郎。起きてすぐなんだけども、薪が無くなりそうなの。補充をお願いしてもいいかな？』

無一郎
「うん！」



僕は兄さんと姉さんが大好きだ

貧しくても姉さんはずっと笑顔で



『有一郎、無一郎。何があっても私が守るからね』



こう言って、抱きしめてくれた

けど…幸せは簡単に壊れていく……



その日から3日ほど経ったある日

姉さんが買い物に行くと言い、夜遅くに帰ってくるとのことだ

僕はついて行きたい！と言ったけど



『無一郎。大丈夫だから』



……



深夜…

痛い…

助けて…

身体のあちこちから血が出てる…



無一郎
「兄…さん……」



兄さんが何か言ってる…



「無一郎の無は…無限の無」



『有一郎…無一郎……！』



僕の後ろに姉さんが立ってた

血だらけで…ふらふらで…



『私のせい…私が守るって言ったのに……私のせいで…2人が…』



ドサッと手から落ちた籠の中には

大根と真新しい着物があった

僕達のために…



『ご、めんね……ゴホッ…』



口から溢れ出る血

涙を流しながら姉さんは倒れた



無一郎
「姉…さん……！」

有一郎
「無一郎…姉さんを頼んだ……」

無一郎
「兄さん…！」



僕は絶望した…

なんで兄さんと姉さんが…

なんでこんな目に…

そこからの記憶は途切れて…

わからなかった

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