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小さな石碑 ページ24

「う、うわぁっ!?」

「ば、化け物!?」



周りがうるさくしてる中

俺はその九尾を、じっと見る



シルク
「やっぱり…夢と全く同じだ」

マサイ
「あ、あいつ…お、俺ら狙ってねぇか…?」

シルク
「大丈夫…きっと、大丈夫」



と、九尾が鳴き声を上げたと思えば

周りに複数の炎の玉が上がる



"消えろ"



まさか!

【炎を操る九尾】って

昔話だけの話だと思ってた…

本当に居たんだ!



ダァーン!



「ふぅ、親父も来てくれて安心したよ」

「あいつか…バケモンじゃねぇか」

「俺の親父はな、猟師なんだ」

「俺の射撃は百発百中だ」



鈴木のお父さんがいつの間にか来ていた

なんでいるの?って思ったけど…



ダァーン!ダァーン!

銃弾を容易く避ける九尾



マサイ
「シルク、早く逃げよう!ここに居たら危ないって!」



マサイが俺の腕を引っ張った

待て…何かが引っかかる



『小さな神社の守神』

はっ!と考えが全て繋がった俺は…



マサイ
「シルク!ばかやろう!何やってんだ!」



あのボロボロの小さな神社の前に立っていた



シルク
「や、やめろ!もう帰るぞ!」

「こんな化け物は早く退治しておかねぇとな!」

シルク
「お願いだから!やめてください!…!?」

マサイ
「シルク!!!」



あとはほんの一瞬

俺の前に九尾が…と思ったら

ドサッと倒れた



「な、何だこの光!?」

「や、やめろ!」



俺とマサイ以外の人達の頭の上にある謎の光

それがパッと散る



「あれ?なんでここ居るんだっけか」

「俺はなんで…」



帰ってった…

まさか…記憶が消された?

前のマサイと同じ状況だ



シルク
「ふ、ふぅぁ……」



めっちゃ怖かった…

足の力が抜けてその場に座り込んだ



マサイ
「何やってんだよ!当たってたら、どうすんだよ!」

シルク
「わりわりwき、九尾は!?」



振り返ると、身体中から血を流しながら歩いてる

そっと、後を追うと

小さな石碑の前で力尽きたように倒れた



シルク、マサイ
「「!!」」



その九尾が人へと変わっていく

目の前にいたのは…

紅炎Aだった…

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ミライ(プロフ) - れいかさん» せっかくなので、書こうかなとw (2019年11月3日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
れいか - 続きがあるとはおもいませんでした。 (2019年11月3日 23時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - ×夜霊×さん» ありがとうございます! (2019年11月3日 10時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - みっこさん» ありがとうございます! (2019年11月3日 10時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
×夜霊×(プロフ) - 続きですか!?嬉しいです!頑張ってください!!!! (2019年11月3日 8時) (レス) id: 9eea361bc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2019年9月28日 22時

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