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巻き込まれたか ページ14

森中に響き渡った音…

銃声だ…



マサイ
「い、今のってさ…」

シルク
「うん…Aが心配だ!行くぞ!」



来た道を折り返して、Aの家の裏から山へ入る道へ

あたりは真っ暗

スマホのライトをつける

はぐれないようにお互い声をかけながら進んでく



マサイ
「こっちの方から聞こえたぞ!」

シルク
「わかった!おっと…痛っ!」



バランスを崩し、手を着いた拍子に、岩の角で手のひらを切った



マサイ
「大丈夫か?…かなり深いな」

シルク
「今はAを探す。手分けするのは暗いからやめよう」



その後、どれくらい経ったんだろうか…

30分は経ったかな?

声を上げても全く反応を示さない…

もし、巻き込まれてたら…



シルク
「おわっ!?」



なにかを踏んだ

そこをライトで照らすと…



シルク、マサイ
「「A!!」」



身体中から血を流しながら

木の根元で倒れていた

微かに息はある…

大急ぎで抱えて山を降りた



マサイ
「シルク!この傷…俺らじゃ出来ない!病院行こう!」

シルク
「わかった!えっと…兄貴に電話するから、Aを頼む!……あっ、兄貴!今、狐炎神社(こえんじんじゃ)に居るんだ。友達が大怪我して…病院まで行きたくて…車をお願いします!」



十分程して、「着いた。どこにいる?」と、兄貴から連絡が来た



シルク
「来たみたい!」

マサイ
「おけ!起こすぞ。よいしょ」

シルク
「足滑らすなよ?」

マサイ
「大丈夫。ライトありがとな」



車に着くや、兄貴はAを見て目を真ん丸くした



兄貴
「こいつ…撃たれた?」

シルク
「え?」

兄貴
「傷口がほぼ一緒。腕や足の傷口は貫通してる…病院まで速攻で行くから。乗れ!」

シルク
「サンキュ!」



病院について、急いで中へ

集中治療室へと運ばれてった


撃たれた?

ってことは……



マサイ
「Aと会う前、銃声がしたんです…」

兄貴
「もしかしたら、巻き込まれたか……狙われたか……」



帰ってていいよって言うと、2人声を揃えて、待ってると返ってきた

忽然と→←信じられない音



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ミライ(プロフ) - れいかさん» せっかくなので、書こうかなとw (2019年11月3日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
れいか - 続きがあるとはおもいませんでした。 (2019年11月3日 23時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - ×夜霊×さん» ありがとうございます! (2019年11月3日 10時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - みっこさん» ありがとうございます! (2019年11月3日 10時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
×夜霊×(プロフ) - 続きですか!?嬉しいです!頑張ってください!!!! (2019年11月3日 8時) (レス) id: 9eea361bc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2019年9月28日 22時

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