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手渡した合鍵 ページ15

長い髪を丁寧に櫛でとかし、サイドで結ぶ

あ、そうだ



モトキ
「編み込みやってもいい?」

『やってくれるの?』

モトキ
「上手くできるか分からないけど」

『やったぁ』



縛ってたゴムを外し、編み込みをする

綺麗で艶のある茶色の髪

日に当たってるからかな?



モトキ
「これでよし。どうかな?」

『す、凄い!今度、デートする時またやって?』

モトキ
「俺でよければ何回でも」



シルクの視線が痛いので

デートに行こうw



『シルク…』

シルク
「ん?」

『行ってくるね』

シルク
「おう。楽しんでな」

『…あ、ありがとう』



家を出て、俺はシルクに一言送る



モトキ
「新居に向かうね」

シルク
「了解」



びっくりするだろうな〜

もちろん、手を繋いで

恋人繋ぎだよ



『ねね、どこ行くの?』

モトキ
「見せたいものがあってね。ここ!」



シルクの家から少し離れた場所のマンションの一部屋



『こ、ここは?』

モトキ
「はい」



そっと、Aの手に鍵を置く

合鍵だ

俺のには、黒のキーホルダー

Aのには、白のキーホルダー

ペアルックみたい



『ここ…新居?』

モトキ
「そうだよ!ささ、上がって!」



恐る恐る靴を脱いで、上がったA



『ほ、ほんとに?』

モトキ
「うん!」

『ゆ、夢じゃないよね…?』

モトキ
「夢じゃないよ!」

『か、魁と居れるの?一緒に?』

モトキ
「うん!ずっと一緒」

『魁……うぅ…』

モトキ
「泣かないで…可愛い顔が台無しになっちゃう…」

『違うの…嬉しくて……』



荷物を置いて、再び靴を履く



モトキ
「俺ら2人だけの時間だよ!さ、行こう!」

『うん!』

レストランにて→←花が咲くように



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ミライ(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2020年3月29日 0時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
レモン - とても面白かったです!最高の作品をありがとうございました! (2020年3月29日 0時) (レス) id: bbd6f120f3 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 龍火さん» 有難うございます!そう言って頂けて嬉しいです!(神ではないですw) (2019年11月26日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
龍火 - 完結おめでとうございます!最高でした!他の小説たくさん見てます。やはりミライさんは神です!いつも応援しています!お疲れ様でした! (2019年11月26日 23時) (レス) id: c49755fab2 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - ゆっずーさん» ありがとうございます! (2019年11月17日 11時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2019年8月17日 10時

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