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迷いの時間 ページ24
みんなは、期限まで暗殺をやりつつ助けられる方法を見つけるみたい…
総学の時間にカエデちゃんが話しかけてきた
カエデ
「A！」
『ん？』
カエデ
「最近何かあった？」
『…なんで？』
カエデ
「元気ないなって思って」
『そう……』
カエデ
「あっ、A！」
立ち上がり、ふらふらと歩いていき、バタンと教室から出た
あれ…なんで教室から出たんだろう……
カエデちゃん…何か言ってたっけ？
ぼーっとしてて分からないや…
あれ、何に迷ってるんだっけ……
なんだっけ……
それすらも、わからなくなってきた…
……
ガラガラ…
殺せんせー
「にゅ？どうしましたか、雲母さん」
腰にあるナイフを取り出し、暗殺をはかる
殺せんせー
「その一手は来ると思ってましたよ。っ！？」
すかさず、制服の袖からナイフを出した
少しだったけども、先生の触手を掠ったようだ
『……烏間先生。放課後じゃないんですけど…いいですか……？』
烏間
「…わかった」
私の状態を見てくれた、察してくれたのかわからないけども、許可をくれた
いつもの放課後訓練と同じ……
だけど、何か違った感じがした
杉野
「おい！あれ、烏間先生と雲母じゃねぇか？」
渚
「雲母さん……何するんだろう…」
みんなのことなんか眼中になかった
目の前にいる烏間先生との時間だから…
『お願いします…』
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作者名：ミライアル | 作成日時：2019年5月12日 22時
