先生と私たちの時間 ページ23
カエデちゃんが、殺せんせー目掛けて触手を突き刺した
カエデ
「やっ…た……っ！？離して！」
殺せんせー
「君のお姉さんに誓ったんです…この触手を離さないと…」
カエデちゃんの前に渚くん……
何する気なの…
『業くん、もういいよ』
そう言うと、下ろしてくれた
次の瞬間…
えっ…？な、渚くん？
渚くんがカエデちゃんに……き、キスを……
顔が真っ赤で、目を回しちゃったカエデちゃん…
渚
「殺せんせー、これでどうかな？」
殺せんせー
「満点です渚くん、今なら抜ける！」
……
(少し飛ばします)
殺せんせーの過去を聞いた私たち…
…先生を殺さなくちゃいけない………
……
殺せんせーを助けるか、殺すか…意見は真っ二つに割れた
どちらかを決めるのは…暗殺を使って
助ける派は…渚くん
殺す派は…業くん
·〜·〜·〜·〜
昨日の夜、イリーナ先生に話した…
『先生、殺し屋って…どんなの？』
イリーナ
「どんなって…あんた……殺し屋になりたいの？」
『わからない…』
·〜·〜·〜·〜
『ごめん……選べない…』
律と同じ立場の中立にさせてもらった
……
烏間
「そこまで！」
渚くんの…助ける派のみんなが勝ったみたい…
みんな…決めてる
どうしたいのかを……
私は？
中立…？
どっちでもいいってこと…？
決めれてない…
わからなくなってる…自分のしたいこと……
迷いがある自分が嫌いだ…
·〜·〜·〜·〜
イリーナ
「前にも言ったけど、迷ってばっかじゃ殺し屋はなれない。本気で殺し屋になりたいのであれば、私に言いなさい……」
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作者名：ミライアル | 作成日時：2019年5月12日 22時
