メンバーにたった一人の女の子～過去編～（ｆｓ×暗殺教室） (ページ21)

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浅野の時間ページ21

朝来ると、私の席にイトナくんが座っていた

『おはよ』

イトナ
「おはよ。今日、お前に国語を教わりたい。後で教えろ」

『教えてもらうのに上から目線なんだ～』

イトナ
「んなことはいい。」

『ど～しよっかな～』

だって、教えてもらうのに「教えろ」はないじゃん？w

すると、顔を赤らめ下を向き

イトナ
「…教えてください……」

さっきの威勢はどこへやら～のような小さい声で言った

『わかった。いつがいい？』

イトナ
「休み時間」

『おけ』

で、やっと椅子からどいてくれたw

……

何？演劇？つまらないやつやん…

狭間さんが台本を書くのね…やばいのが出来そう←

杉野くんに神崎さん、で…前原くんに岡島くんにイトナくん

『ねね、ちょこっと見てもいい？』

狭間
「いいわよ。誰にも言わないでよね」

ふむふむ…うわぁ～…凄いな～(←別の意味で)

………

「「重いわ！！！食欲なくしたじゃねぇか！！！」」

やっぱりw

私は裏方の照明だったからみんなのこと見えたけども…かなり凄かったww

～～～～～～～～～～

校舎に帰ろうとすると…

「おい」と声をかけられた

明らかE組じゃない、ていうかここにいるE組は私くらいしかいない、みんな戻ってる

『なんでしょうか。浅野』

浅野
「雲母も来てたんだな」

『来て悪い？』

浅野
「誰も悪いなんて言ってない。雲母、戻って…」

『戻る気ないから～。じゃあね』

行こうとすると、

『ちょ、離してくんない？』

浅野に腕を掴まれてた

浅野
「考えてくれないか？」

『却下～。はい、離して？』

まだ離そうとしない浅野に、しびれを切らした

『離せ』

浅野
「っ…」

どんだけ力強いんだよ。ちょっと痛いし…

浅野
「雲母！門にいるから！」

帰り際に聞こえた浅野の声に返事はしなかった

見ちゃったよ～、あいつの顔…

会わないからいいな～って思ってた矢先に会うとか…

まぁそこそこ出来たからA組にいたんだけどね

何かを境にE組に来たんだよな～なんだっけか…

そんなことはいいや

見れば分かると思うけども、浅野から話しかけてきたって事。ずーっとそう…正直めんどい

なーんか、わかんないけど…しつこいのかな？

それをあいつは知ってんのかい？知らんのかい？

そんなことを考えていると、校舎についてた

『烏間先生！お願いします！』

烏間
「わかった」

私はこっちの方が断然楽しい