転校生の時間 ページ11
『？』
デカい箱…ここ数日サボっていたので…何があったかは知りませんが…転校生？みたいな…
カエデ
「律！おはよう！」
律
「おはようございます！あ、雲母さんですね！おはようございます！」
『あ、お、おはようございます…』
業
「雲母ちゃん知らないもんね。転校生の自立思考固定砲台。で、俺らは律って呼んでるんだ」
『へぇ〜。よろしくね。』
律
「はい！よろしくお願いします！」
で、いきなり、ガラガラとドアが開いたと思えば…白装束の男
シロと呼べってさ…
シロ
「おーい糸成、入っておいで。」
すると、ドガァァン！と教室の壁をぶち破ってきやがった…ｗ
ん？外って雨降ってるよね…？
業
「糸成くん。なんで濡れてないの〜？」
教室を見渡して業のもとに歩いていくと手を頭に置いた
糸成
「お前はこのクラスで一番強い。いや違う。このクラスで一番強いのは…お前だ…」
私を指さした
『えっと…どゆいみ？』
すると、業にやったみたいに手を置いて来ようとした
パシッ…糸成君の手を受け止めた
『ごめん。私頭とかに手を置かれるのダメなんだ。』
すると、糸成君の口から凄い言葉が…
糸成
「お前面白いな。今度手合わせだ。」
と、言い残して殺せんせーのほうへ行って…兄弟って…え？はぁ！？
放課後、なんか机のリングみたいな…？
シロ
「暗殺…開始！」
糸成君触手持ってたの！？
戦いは殺せんせーが不利に見えたけど…
ガシャーン！と、殺せんせーの脱皮の皮で糸成君を包み、外へ投げ飛ばした
糸成
「俺が…弱い…！？」
ま、マズい！めちゃくちゃ怒ってる！
私は何を思ったのか…
渚
「き、雲母さん！？」
メグ
「危ない！」
殺せんせーの前に立った
糸成
「っ…！？」
パシュッと何かが糸成君に刺さり、倒れた
なんだろう…私を見たとき…一瞬だけ触手の勢いが弱まったような…
シロは糸成君を抱えて教室を出ていった
ふらっと足に力が入らなくなり、その場に座り込んでしまった
「大丈夫！？」
駆け寄ってきてくれた人は意外にも…
『か、業くん…』
業
「ばか！何してんだよ！」
『ごめん…止めなきゃって思っちゃってね。』
頭に手を置こうとしてきた業くん
業
「あ、ダメだっけ…」
『嘘。初対面の人には触られたくないだけ。』
業
「そっか。」
『ばー！だからってぐしゃぐしゃにするなー！』
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作者名：ミライアル | 作成日時：2019年5月12日 22時
