1人の姉と7つ子の俺ら ３〈フィッシャーズ〉

3人でお出かけ ページ43

次の日の土曜日

3人でショッピングモールまで出掛ける



ザカオ
「姉貴の運転だ」

『じゃ、行こっか』

シルク
「行ってくるぞー」

モトキ
「気をつけてね！あ、シルク！(手招き)(コソコソ…)おけ？」

シルク
「おけ！」

『シルク〜、行くよー』



シルクが車に乗った

姉貴の声で発進する



ザカオ
「久々だね！」

『そうだねw』



つんつん

シルクが俺の肩をつついてきた



シルク
「これ、読んどいて(コソっ)」

ザカオ
「おけ(コソっ)」



シルクから渡された紙に目を通す

ふむふむ…

かなり大掛かりな作戦だけども、よし！頭に叩き込んだ！

姉貴とシルクと話してる間に、ショッピングモールに到着



シルク
「あっ！」

『ん？』

シルク
「用事思い出しちゃった…事務所に行かなきゃ行けなくて…ごめん…せっかく来たのに……」

『大丈夫。気をつけてね。送ってく？』

シルク
「いや、ここからだと……うん、行ける！ほんとにごめん！」



シルクが帰った

でも、これは作戦の1つ



ザカオ
「2人で楽しも！」

『そうだねw何気2人で出掛けるのね初めてかな？』

ザカオ
「そうだね…そうだよ！」



まず回るところは、洋服屋

新しい服欲しいしw



ザカオ
「これ！姉貴似合いそう」

『この柄はザカオの方が似合うよ』

ザカオ
「じゃあ…これとこれ！あと…小物はこれも」

『？』

ザカオ
「はい！着てみて」

『え、着るの？』

ザカオ
「いいからいいから！」



半分強引に試着室へ

姉貴が試着中の間、シルクに連絡する



ザカオ
「合流した？」

シルク
「した！全員いる！」

モトキ
「クラッカー、よろしくね！沢山買ってきて！」

ザカオ
「おけ！」



ンダホが運転する車に、シルクが合流した

俺以外の全員が事務所に向かう

作戦はいい感じ！

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