転校先に推しがいた【mc】

転校生 ページ4

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side.Toya

隣のクラスに転校生が来た。それくらいは知っていた。






藻部「なに、剣持惚れてんの？」


剣持「なっ......！？は？なんでだよ、転校生だからってだけ。誰でも少しは気になるだろ、変な邪推はやめてくれ。」











問題は見た目がドンピシャなことだ。それは聞いてないぞ。










藻「ほーう？まあいいよ。でもほんとにかわいいよな、絶対狙ってるやつ多いって。俺も狙っちゃおーかなー！！」


剣「やめとけ」


藻「なんでだよ！！」






実際、それはそうだと思う。身長も控えめで、整えられた前髪、顔も普通にかわいらしい。男子が惹かれる理由しかない。






藻「やっぱ好きだろ、ずっと見てるぞ？どうする？一旦剣道部誘うか？あ、俺移動だわ、じゃな〜」


剣「だから！違うって！おい！逃げんな！！！」








まあ、一旦顧問に聞いてみてもいいかもしれない。

そんなことを考えていたら、




顧問「ああ剣持いた、相談がある。転校生の桜庭さんの事なんだが__________」




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