転校先に推しがいた【mc】 (ページ12)

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萌「あー今日も6限まで耐えたあたしえらすぎー！！」

やっと地獄の2時間が終わった。颯爽とHRを終わらせてくれた先生には大感謝

萌舞「そういえばAちゃん、剣持くんに用あるんじゃなかったっけ？」

『あー、、、』

前言撤回。もっと時間稼げよ担任なにしてくれてんだ！

萌「体育の時少し聞いちゃったんだけど、部活誘われたんだよね？どうするの？」

『うーん、悪くはないんだけど、ちょっと諸事情で...』

萌「そっかぁ、もう少し時間もらえば？」

『それも思ったんだけど、待たせた上で断るのも申し訳ないし、だからといって今すぐやります！って言って、いざやってみたらやっぱり...ってなるのも嫌でずっと考えちゃって。』

2人でうんうん唸りながら考える。こんなちっぽけなことでも付き合ってくれる萌舞ちゃん優しすぎるよ...

萌「もういっそ一緒に考えてもらえば？」

『は！？それはちょっと、ハードルが高いというかなんというか...』

剣持「すみませーん、AAさんいますかー？」

あっ

萌「剣持いいとこにきた！Aちゃん決められないっぽいから部員にほしいならプレゼンでもディベートでもしろ！」

『萌舞ちゃん！？』

剣「え、えー？どういうこと？」

萌「そのままだよ！あんた頭良いんだから分かるだろ！分かれよ！1人じゃ決められないの！話聞いてあげて！」

剣「わかったわかった、わかったから。うーん、桜庭さん今からでも大丈夫ですか？？」

『い、いちおう...剣持さんはお時間とか大丈夫ですか？』

剣「いえ全然、今日は部活オフだし、仕事もな________」

萌「...あ！？ごめん！私予定あるんだった〜！ばいばい！剣持くんAよろしくねー！！」

萌舞ちゃんいなくなったらもう逃げられないかなあ、

剣「え...っと、部室で大丈夫ですか？」

『あっはい...お願いします...』

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萌「剣持くん、なんでもできるイメージだけど、やっぱり恋愛だけは下手そうでいいなあ。ずっとそのままでいてくれ〜」

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