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過去編-1-(ネタバレあるかもです) ページ15

『ひっく………うぅっ……!!』


幼い私は、一人で泣いていた


『もぅ……やだよぉっ……!!』



フラッシュバックしたのは、少女には耐えられない恐怖


父も母も、私を化け物と言い

友だと思った人たちには裏切られ



……私はいったい、どうしてこんな思いをしなきゃいけないの?



そんなことばかり考えていた



そんなときだった


バサッ………


『だっ、だれ!?』

(まさか私をやっつけようと、だれかがおいかけてきたの…!?)


『もう、いやぁっ……!!』



そう思っていた



「貴方が……Aちゃん?」


『ひっ…!!』
(やっぱりそうだ!私の名前をしってるなんて……私はしんじゃうんだ!)


「安心して…私は貴方を守るためにここに来たの」



『ぇ……?まもる、ため…………?』


私は恐る恐る顔を上げた


そこには、キレイな女の人が立っていた



『あなた、は……?』

「ふふっ、私は_____よ」



その女の人は、私の悩みを聞いてくれた


『私っめがみぞく、なのにっ!まじんぞくのちからも持ってて……!』


「それは……隔世遺伝ね」

『かくせい…いでん?』

「ええ…先祖の魔神の血が、世代を超えて遺伝したようなことを言うの。貴方は何も悪くないわ……」


『うっ………、うわあぁぁぁぁぁっ!!!』



貴方は何も悪くない………その言葉で、私は号泣してしまった

そんな私を、優しく抱きしめてくれた



「そんな貴方に、連れて来たい人がいるの!待っててくれる?」

『うんっ!』







「おまたせ!」

『あ、お姉ちゃ…__えっ!?』

そのお姉ちゃんの後ろには、立派な黒い翼を生やした男の人が浮いていた


『ま、まじんぞく!!』


「怖がらないで……この人は私の恋人なの」

『こいびと…?めがみとまじんは、なかが悪いんでしょ…?』


「ふふふ、人を好きになるのに、種族なんて関係ないのよ!ねぇ、_____?」

「あぁ…そうだな」


その男の人は、優しく笑った


『そっかぁ……お姉ちゃんとお兄ちゃん、おにあいだね!』


「ふふっ、そうでしょ?」

「お兄ちゃん、か……」ボソ



お姉ちゃんは嬉しそうに笑ってくれたけど、お兄ちゃんは何故か悲しい顔をした









「Aだっけ?キレイなオッドアイだな!」

『うん!きんいろとあかいろ!でも、この目は、まわりの人をこわがらせちゃう……』

「そんなことないわ!私たちのどちらの血を持つなんて、凄いことよ?」

『そっかぁ……えへへっ!』

過去編-2-→←『ふぅ………13話。』メ「Ω\ζ°)チーン」エ「メッ、メリオダス、様…」



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ゆきな(プロフ) - 空色さん» あぁぁぁ…ありがとうございます…!魔入間の方に行っちゃって結局こっちを更新してませんでした…でも、空色さんがコメントしてくださっているので…頑張ってみようと思います。ありがとうございます! (2021年4月5日 1時) (レス) id: 57f5280136 (このIDを非表示/違反報告)
空色 - 面白かったです、他の作品も見て見ます…作品づくり大変ですけど頑張ってください\(。・ω・。)/ (2021年4月4日 8時) (携帯から) (レス) id: 63a416050e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - この作品を見てくれて、ありがとう………そして、このコメント欄を除きに来てくれてありがとう……まだまだ未熟だけど、応援してね (2020年11月1日 18時) (レス) id: 57f5280136 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきな | 作成日時:2020年10月23日 22時

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