36.渇き ページ36
3日後に亮くんとせっかく被ったシフトも
今では憂鬱で、
同期のアキに代わってもらった。
もうこれで暫く会わなくて済む。
本音は、とても会いたいけど……
そう思いながら仕込み作業をしていた矢先、
亮くんからのラインが入った。
『今日さバイト行ったらシフト確定してなかったら俺の6日と7日をバツに変えといてくれへん？』
『確定してないから変えておいたよ』
『ありがと！』
ただの業務連絡だけど
それさえ嬉しかった。
この前ラーメン屋のあと、
無理矢理付いていったことを
許してくれているような気がして。
亮くんは、
私のことをどう思っているのだろう。
亮くんは、
あの日私のことを面倒な女と思っただろうか
きっとそうに違いない。
亮くんは、……………
私のなかで、
亮くんはもう体の一部だった。
欠けてしまっては生きること、
生活することさえままならない。
欲望は私の中で抑え難く膨れ上がり、
渇きを抑えることは到底不可能に近くなっていた
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なの(プロフ) - とても好きなお話です。2のパスワードはどこで知ることができますでしょうか？更新楽しみにしております＾＾ (2018年11月27日 22時) (
レス) id: 9ea4677c9f (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - 曖昧で切ない関係性がリアルで本当にどこかにいそうな2人だなと思いました。更新停止中ですが続きがあれば楽しみにしてます！ (2018年10月21日 18時) (レス) id: dd45f2a15b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：代 | 作成日時：2018年3月14日 19時
