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本物の天女様 ページ9

Aサイド





上級生達は呆然立ちすくみ




「Aなのか、、?」



まるで私を知っているようで、不思議に感じた





そして上級生を前にして、なぜか寒気がした




『なんで皆さんは私の名前を知ってるんですか、
こんなのおかしいったらありゃしない』




私は笑う、正気を保てなさそうだ





『伝七、顔を見せて』



伝七のもとへと駆け寄り頬を手で覆う



真っ赤に腫れていた




手加減もしていないのかと呆れる




これも仕方ないのだろうか、




可哀想に、、、




『さぁ、これでもう大丈夫』




手を頬から離すと、真っ赤に腫れ上がっていた頬は


跡形もなくなっていた




伝七「A先輩、ど、どうやって、?」



自分の打たれた頬を触りながら、尋ねてくる


私は彼の頭を撫で、今から教えるねと優しく言い放つ




『ごめんなさい、申し遅れました
私天界から来た天女のAです』








すると上級生は、自分の方に近寄り、これでもかというくらい頭を下げてくる






『、、、なんで、私なんかに、やめてください
謝らなくてはいけない人はここに居るじゃないですか』





全く、なんで私にと思いながら



『さぁ、許されなくても謝って下さい、特に伝七の頬をぶっ叩いたそこの君!』





伝七は唖然としていたが、一息たったあと


上級生達を睨みつけていた



立花「すまなかった、伝七、、本当に迷惑をかけたなぁ」




綾部「伝七、ごめんね。本当に悪かった」



二人は目が紅くなりながらも、何度も同じように謝った



すると伝七は眉根を八の字にさせて、泣き始めた




伝七「僕が何度も先輩達に話しかけたのに無視したり!
殴ったり、笑いものにしたり、、落とし穴に埋めようとしたり、委員会に参加してくれなくなったりして、




僕は本当に腹が立ちました」




ズビズビ鼻を啜る伝七



伝七「でも、先輩方の優しさは忘れられませんでしたズビ
僕以外のみんなも同じような被害に遭ってるんです、
だからみんなに謝ってから、また謝りに来てください」ズビ



泣きべそをかきながら、言い放つ


年上相手になんて立派なんだろう



『じゃあ、二人は今から謝りにいかないと、、
いってらっしゃい』






私は満面の笑みをうかばせ、その場をあとにした







立花達は呼び止めようとしたのだが、それをAは知る由もなかった

動揺→←さようなら



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設定タグ:忍たま , 天女 , 善法寺伊作   
作品ジャンル:恋愛
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空白__。(元、ユカリ)(プロフ) - たんぽぽさん!またまたユカリです!ちょっと色々ありまして新しい垢を作りました!これからも応援してます! (11月15日 11時) (レス) @page47 id: 52a5948315 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリのサブ垢さん» コメントありがとうございます!はい!!了解です!ユカリさんいつも応援してくれてありがとうございます!これからも更新頑張ります!!(*´꒳`*) (10月29日 18時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリのサブ垢(プロフ) - たんぽぽさん!ユカリです!本垢の方のタブレットがぶっ壊れたのでこれからはこっちのサブ垢で応援させてもらいますね! (10月29日 18時) (レス) id: d43a354229 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - もちろん読みます!また続きを楽しみにしてます! (10月22日 17時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリさん» そうなんですよー!続編間近まで更新出来るとは夢にも思ってませんでした。これもユカリさん達の応援があったお陰です!本当に感謝です!!(*⁰▿⁰*)続編に入っても良ければ読んでって下さい!! (10月22日 1時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たんぽぽ | 作成日時:2023年7月9日 2時

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