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致し方ない ページ36

Aサイド

五年生の方々が、私の言の葉を遮る
やはり怒ってるのかもしれない、、私の顔が青白くなっていくのを感じた

『は、はい。ちょっと待ってて下さいね』

嗚呼、きっとあの時何かやらかしてしまったのだろう。
思い出したいのに、思い出せない。

任務を手こずる訳にはいかないのに。



五年生に食膳を渡し終えると、黄金色の髪をたなびかせる
少年が、睫毛の長い青年を強引に席に連れ込んでいるのが見てとれた

そんなに私から離れたかったのかな。

ーー

数分後、おば様の温かい声に気づいて、はっと我にかえる

おばちゃん「ご苦労様。助かったよ
後はあたしがやるから、休んでらっしゃい」

薪を取ってきていたのか、食堂の暖簾を潜って来たおば様。

『わかりました。何か他に手伝える事があればなんなりとお申し付けください』

そういうと、おば様は言い放つ

おばちゃん「本当貴女はいつまでも、、、、
いえ、何も無いわ。ほんと助かったわ、有り難う。」

『いえいえ、こちらこそーーーー』


おば様が何を言いかけていたのか、私には考える余裕すらなかった




そういえば、朝餉の時間ももうじき終わるというのに、何故善法寺さんは来なかったのだろう


『おば様、最後によろしいですか?』

どうしたのと顔をかしげる、おば様


『善法寺さんは、、、、、




な、何でもありません!!』

私ったら、何で善法寺さんの事を考えて、、
正気に戻った瞬間、恥ずかしさが私を襲う


頬が少し熱いのは気のせいだと信じたい
ーーーーーー
尾浜サイド


あの夜、三郎がAから距離を取ろうと言い出した時
落ち着いている自分がいてびっくりした

兵助は断固拒絶していたが、三郎があんなに必死になるのは初めてみたな


Aに話しかける資格も勇気もない自分が恥ずかしくて仕方がない




Aも空気を察したのか、おどおどしていた。
こんなことしたくないのに、、、、



彼女を避けてしまうなんてことしたくない、、




これも致し方ないのだろうか
ーーーー

気配のする方に→←幸せになってほしい



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設定タグ:忍たま , 天女 , 善法寺伊作   
作品ジャンル:恋愛
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空白__。(元、ユカリ)(プロフ) - たんぽぽさん!またまたユカリです!ちょっと色々ありまして新しい垢を作りました!これからも応援してます! (11月15日 11時) (レス) @page47 id: 52a5948315 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリのサブ垢さん» コメントありがとうございます!はい!!了解です!ユカリさんいつも応援してくれてありがとうございます!これからも更新頑張ります!!(*´꒳`*) (10月29日 18時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリのサブ垢(プロフ) - たんぽぽさん!ユカリです!本垢の方のタブレットがぶっ壊れたのでこれからはこっちのサブ垢で応援させてもらいますね! (10月29日 18時) (レス) id: d43a354229 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - もちろん読みます!また続きを楽しみにしてます! (10月22日 17時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリさん» そうなんですよー!続編間近まで更新出来るとは夢にも思ってませんでした。これもユカリさん達の応援があったお陰です!本当に感謝です!!(*⁰▿⁰*)続編に入っても良ければ読んでって下さい!! (10月22日 1時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たんぽぽ | 作成日時:2023年7月9日 2時

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