好きだから ページ33
久々知兵助サイド Aと会って少し後のこと
ーーーー
鉢屋「何故だ、兵助、何故Aを苦しませるような真似をした。私達が彼女をどう陥れたか覚えてないのか?」
覚えてるさ、しっかりこの身に刻んで覚えている
僕らが妖術に操られていたとき、テンニョはAを酷く嫌っていた。
俺らは命令に逆らえず、テンニョの従順な犬として、
命令された嫌がらせを何度も、何度も彼女に行った
だが、彼女は一切恨む顔を見せずに、下級生を守っていた
彼女のたった一人の味方を加えて。
そして、彼女の命日。
上級生や先生方も含め、俺らは彼女を追いかけて、追いかけて、崖に追い詰めた
テンニョに言われた通りに、彼女を殺めようとした
『伊作、、下級生をお願いね、、、』
、
そうしてAから近かった俺、久々知兵助は、
この手で彼女を崖から、突き落とした。
その後骨が砕け散る音が耳元に響いたのは言うまでも無い。
、
、
Aを殺めたからこそ、この手に先程過剰に反応したのだろう
久々知「わかっているさ、だが俺はAが今でも好きなんだ」
そういうと、鉢屋は黙り込んで眉根を顰めた
俺がAにしたことは理解している
だが、この想いを消滅させる事は出来ない、
出来なかったんだ
だからこそAとまた、テンニョが来る前の関係に戻りたいのだ
記憶が無いとしても、また新しい記憶を創ればいい。
俺と両思いになるように、俺との楽しい記憶を刻み込ませよう。
伊作先輩にAは絶対に渡さない、二度と渡してはならない。
ーーー
Aサイド
朝、肌寒くて身震いする
まだ布団にくるまっていたいが仕事があるので、着物に着替え直す
食堂でお手伝いをするので、髪を結いお団子のようにする
上級生と下級生の任務はどうしたかって?
放棄してるわけではない
一旦学園の生徒と全体的に仲を深めなくてはならないから、食堂がうってつけだったのだ
その後に徐々に任務を遂行しようと思う。
事を急かしてはならないからね
、
、
着替え終わった後、シナ先生が来てくれた、一緒に朝餉を食べようと思ってくれているらしい
そして食堂に着くと、昨日食べた時に使った食器を返す
善法寺さんが去った後、食器に気づいて
地図を頼りに井戸で洗ったのだ
『はじめまして、食堂のおば様』
昨日のご飯美味しかったです。と微笑みを浮かべると
おば様の目には涙が溢れていた。また怖がらせてしまったのだろうか
145人がお気に入り
「忍たま」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空白__。(元、ユカリ)(プロフ) - たんぽぽさん!またまたユカリです!ちょっと色々ありまして新しい垢を作りました!これからも応援してます! (11月15日 11時) (レス) @page47 id: 52a5948315 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリのサブ垢さん» コメントありがとうございます!はい!!了解です!ユカリさんいつも応援してくれてありがとうございます!これからも更新頑張ります!!(*´꒳`*) (10月29日 18時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリのサブ垢(プロフ) - たんぽぽさん!ユカリです!本垢の方のタブレットがぶっ壊れたのでこれからはこっちのサブ垢で応援させてもらいますね! (10月29日 18時) (レス) id: d43a354229 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - もちろん読みます!また続きを楽しみにしてます! (10月22日 17時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリさん» そうなんですよー!続編間近まで更新出来るとは夢にも思ってませんでした。これもユカリさん達の応援があったお陰です!本当に感謝です!!(*⁰▿⁰*)続編に入っても良ければ読んでって下さい!! (10月22日 1時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たんぽぽ | 作成日時:2023年7月9日 2時