思い出して欲しい ページ31
善法寺伊作サイド
今、Aの噂で持ちきりだ
だが僕には信じられない
彼女が、彼女が今この忍術学園にいることがにわかにも信じ難い
いや、信じたくなかっただけなのかもしれないな
善法寺「っ、、A、何で僕は､､､」
負の感情に苛まれる
僕が誰よりも彼女を守らなくてはならなかったのに
彼女が愛おしかった、彼女も僕を、、、
、
突如、僕の耳に誰かの足音が微かに響き渡る
でも僕には関係ない、誰が来たって構いはしない
、
『何してるの、私の名前を呟いたりして』
、
、
幻だろうか、Aだ、Aがいる
あの頃と変わらず愛おしい姿で口調で
僕は、前と同じようにAと言おうとした
でも、僕にはそんな資格があるのだろうか？
約束したにも関わらず、彼女を守れなかった
僕に、、資格なんて､､､
出会って初めての頃、彼女の事をちゃん付けで読んでいたように、すぐさま言い直した
？？「Aっ、、ちゃん」
これからは、Aちゃんと呼んでいこう
あの時は彼女にA呼んで欲しいと言われたが、
見る限り、今は記憶が無さそうだ
口調はいつも通りだが、少しよそよそしい
僕にはわかる
前はいつも隣にいてくれたから、少しの異変に気づけた
、
『これ、良かったら使って』
僕には彼女のいない生活が耐えられなかった。
Aちゃんの優しさは色褪せない
懐かしいや、彼女の優しさにまた触れることが出来るなんて、夢にも思わなかったよ。
善法寺「有り難う、A、ちゃん」
そういって、手拭いを受け取ると、彼女は満足したのか微笑む。そして、隣へと腰掛ける
『ねぇ、辛いことでもあったの？』
下級生との関係に不安でもあるの？とすかさず聞いてくる
善法寺「後輩のみんなとは変わらず仲良しだよ」
善法寺「だから、僕は大丈夫。問題があるのは、他の委員会のみんななんだ」
『貴方は妖術に操られなかったのね、、驚いた』
目を丸くしているため、驚いているのが感じ取れる
そして、何故か安心しているような、良かったと言っているとような面持ちで僕を見上げる
Aちゃんにはどこか頭の片隅に記憶が隠れているのかも知れない
僕は嬉しくなった反面、学園長先生に言われた事を思い出す
そう、Aちゃんの記憶を蘇らせてはならない
そうすれば、Aちゃんが此処は危険だと感じて
すぐさま逃げ出すと、断言していたっけ
だが、僕はAちゃんに記憶を取り戻して欲しい。
欲張りな僕を許しておくれ
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空白__｡（元、ユカリ）(プロフ) - たんぽぽさん！またまたユカリです！ちょっと色々ありまして新しい垢を作りました！これからも応援してます！ (11月15日 11時) (
レス) @page47 id: 52a5948315 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリのサブ垢さん» コメントありがとうございます！はい！！了解です！ユカリさんいつも応援してくれてありがとうございます！これからも更新頑張ります！！(*´꒳`*) (10月29日 18時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリのサブ垢(プロフ) - たんぽぽさん！ユカリです！本垢の方のタブレットがぶっ壊れたのでこれからはこっちのサブ垢で応援させてもらいますね！ (10月29日 18時) (レス) id: d43a354229 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - もちろん読みます！また続きを楽しみにしてます！ (10月22日 17時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリさん» そうなんですよー！続編間近まで更新出来るとは夢にも思ってませんでした。これもユカリさん達の応援があったお陰です！本当に感謝です！！(*⁰▿⁰*)続編に入っても良ければ読んでって下さい！！ (10月22日 1時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たんぽぽ | 作成日時：2023年7月9日 2時
