私の居場所は忍術学園

記憶も全て ページ4

Aサイド
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今私は下界に降りて、天女の羽衣で空を眺めている



一体忍術学園はどんな状況なのだろうと考える





？「た、助けて、誰か助けてくださいー、」




山の奥の方から微かに声が聞こえる


それもまだ幼い子の声




『(早く行かないと、、)』




なぜかその声を聞いた瞬間、私の身体はいうことを聞かず




操られるかのように山の中へと降りていった






『大丈夫？』



私は降り立ち、彼らに声をかける




手を伸ばし、地へと下ろす





今にも泣き出しそうな彼らに





心が騒めいた






ーーー
乱太郎サイド



乱太郎「ありがとう、ご、御座います」




私は驚いた、何故なら先輩と瓜二つの女の人が目の前にいるのだ



きり丸も動揺を隠せないかのように、脚がすくんで今にも倒れそうだ



しんべいはもう泣き始めてしまった






無理もない、香りも顔立ちも優しい声も先輩と同じで






私たちの顔は涙や鼻水でぐちゃぐちゃになっているだろう





すると先輩は布を取り出し、優しく声をかけてくれた





涙も落ち着いたあと


『貴方たち、もしかして忍たま？』




顔をかしげ、僕らの顔を覗き込む




なんで私達のことを知らないんだろうと焦りを立てた




乱太郎「先輩、、？私たちのこと覚えていますか？」




焦りで震える声



きり丸もしんべいも先輩を直視して返事を待つ






すると先輩は眉根を八の字にして答えた






『私と貴方達は今会ったばかり、覚えているも何も」






きり丸は声を出して言い放つ



きり丸「俺、きり丸です、名前を聞いてもおもいだせないっすか？」




きり丸は名前を言って、先輩の記憶にあるか確かめようとした





でも先輩は頭を横に振る





そっか、先輩記憶も無くなっちゃったんだね





本当にごめんなさい





私たちにできることはこれしかなかった

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