突然の出会い ページ30
Aサイド
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シナ先生「それよりA、お風呂場まで案内するわね」
話を逸らされた、、
これは聞かない方が良いのかもしれないな、、
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『有難うございます、シナ先生』
シナ先生は丁寧に風呂場までの道のりを説明してくれた
その他にも、此処の構造。くノ一領域などなど
さっきより詳しく。
、
、
先生が気遣って、またお風呂に入ろうとしていた
きっとくのたまたちの事を抑えなきゃいけないと言っていたし先生は忙しいだろう。
微笑みを浮かべ、心配させないように自分一人で入って戻れると言い張った
先生は乗り気ではなさそうだったけれど、
私は変に気を遣われるのが嫌だから、と断ると
渋々承諾してくれた
きっとさっきみたいに何か起こったりするのが怖いのかもしれない、天女である私が危害を加えると警戒しているのかな、まだ私を信じてくれる人はいないのかも、、
『(もしかして彼らを傷つけて、、、?)』
自問自答を繰り返した後、顔を浴巾に埋める
『(本当に自分は任務を遂行できるのだろうか)』
不安で胸が張り裂けそうだった
ーーーーーー
私はお風呂場の戸を開け、暖簾を潜る
『さっぱりしたなぁ』
私はシナ先生から借りた寝巻きを着ている
そしてその上に天女の羽衣を羽織っている
天女である証拠は今現在、羽衣だけしかない
この羽衣で様々な力を使う事が出来る、
天界と違って下界で天術を使うと体力が減ってしまう為、
ちゃんと制御しなくてはならない
今日はテンニョサマを始末したり、伝七の怪我を癒したり、長距離を飛んで移動したりなど、沢山体力を使ってしまった
だから明日の夕方ごろまでは天術は使えないかも、、
『ええっと、此処を通ったから』
私は記憶を頼りに自室へと向かう
ーーーーーー
もう少しで自室へと辿り着きそうな時だった
、
、
、
、
私はある人を見かけた
見覚えがあるような無いような、変な感じ
??「っ、、A、何で僕はっ、、、」
縁側で一人私の名を呟く彼
何故か私の足が反対方向へと進む
彼の元へ、彼の近くまで
、
、
ーーーーー
、
『何してるの、私の名前を呟いたりして』
、
、
??「Aっ、、ちゃん」
隈が酷く、泣いていたのか目尻がほんのりと真っ赤になっている
『これ、良かったら使って』
手拭いを差し出す、何故私は彼に優しくしたいと思ってしまうのだろうか。
、
、
そして何故、心を許してしまうのだろうか
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空白__。(元、ユカリ)(プロフ) - たんぽぽさん!またまたユカリです!ちょっと色々ありまして新しい垢を作りました!これからも応援してます! (11月15日 11時) (レス) @page47 id: 52a5948315 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリのサブ垢さん» コメントありがとうございます!はい!!了解です!ユカリさんいつも応援してくれてありがとうございます!これからも更新頑張ります!!(*´꒳`*) (10月29日 18時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリのサブ垢(プロフ) - たんぽぽさん!ユカリです!本垢の方のタブレットがぶっ壊れたのでこれからはこっちのサブ垢で応援させてもらいますね! (10月29日 18時) (レス) id: d43a354229 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - もちろん読みます!また続きを楽しみにしてます! (10月22日 17時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリさん» そうなんですよー!続編間近まで更新出来るとは夢にも思ってませんでした。これもユカリさん達の応援があったお陰です!本当に感謝です!!(*⁰▿⁰*)続編に入っても良ければ読んでって下さい!! (10月22日 1時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たんぽぽ | 作成日時:2023年7月9日 2時