彼女はお買い物をしたい ページ27
山本シナ先生サイド
ーーーーーーーー
『先生!じゃあ行きましょう』
微笑みを浮かべる彼女を横に、門へと歩き出す
一見すると私たちは親子に見えるかもと
面白おかしく想像する
、
次の瞬間、歩く脚が止まる
それを見てAは異変に気づいたのか私を見上げた
『シナ先生?、どうなさいましたか』
山本「えっと、、それが。』
今、脳裏をよぎった任務の内容が私を苛立たせた
なんで忘れていたのだろうと自分の額に手をやり、溜息を零す
私は言うのを躊躇した、彼女がAがとても楽しみにしていたのだから
ーーー
『シナ先生、大丈夫ですよ』
勘が鋭いAは私の袖を引っ張ってにこやかに微笑んだ
きっと私が何か困っていることを悟ったのだろう
私は眉根を下げて、彼女の頭を撫でる
山本「ごめんなさいね、また今度にしましょうか」
、
、
『いえ、私買いに行ってきます!!』
買いに行く気に満ちている彼女のひたむきな眼差しにやられる
山本「そう、ありがとうね」
私はそう言うと、彼女の頭を優しく撫でた
そして門まで一緒に行くことになった
ーーーー
小松田「お出かけですか?」
山本「本当は町の餅菓子屋で一緒に買い物する予定だったのだけれど、私行けなくなってしまったのよ
Aがかわりに買ってきてくれるみたいで」
そうでしたかと微笑む小松田くん、
私はA用の外出届を渡してから、一緒に行けなかったので、かわりに少しばかりお金を差し出す
山本「さぁ好きなものを買ってらっしゃい」
お金が手に渡ると、何か言いたげに見つめてきた
どうしたのと目線に合わせて言い放つと、
、
、
『シナ先生は何が食べたいですか?』
あまりの可愛さに気絶しそうになる。
穏やかな笑みを浮かべて、店で一番人気の餅菓子をお願いと頼むと
彼女はあどけない足取りでぱたぱたと道をかけてった
山本「(あれ、町は逆方向のはず、あの子どこにいこうとしてるの??)」
追いかけて呼び止めたのは言うまでもない
ーーーーーーーーーーーーーーー
145人がお気に入り
「忍たま」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空白__。(元、ユカリ)(プロフ) - たんぽぽさん!またまたユカリです!ちょっと色々ありまして新しい垢を作りました!これからも応援してます! (11月15日 11時) (レス) @page47 id: 52a5948315 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリのサブ垢さん» コメントありがとうございます!はい!!了解です!ユカリさんいつも応援してくれてありがとうございます!これからも更新頑張ります!!(*´꒳`*) (10月29日 18時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリのサブ垢(プロフ) - たんぽぽさん!ユカリです!本垢の方のタブレットがぶっ壊れたのでこれからはこっちのサブ垢で応援させてもらいますね! (10月29日 18時) (レス) id: d43a354229 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - もちろん読みます!また続きを楽しみにしてます! (10月22日 17時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリさん» そうなんですよー!続編間近まで更新出来るとは夢にも思ってませんでした。これもユカリさん達の応援があったお陰です!本当に感謝です!!(*⁰▿⁰*)続編に入っても良ければ読んでって下さい!! (10月22日 1時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たんぽぽ | 作成日時:2023年7月9日 2時