余裕さえも ページ15
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小松田サイド
庵へと着き、僕は襖に近寄る
学園長先生と誰かが話しているようだ
侵入者がきたことを伝えなきゃと襖を大胆に開ける
「(懐かしい香りがする、何でだろう)」
一瞬心がざわつく
瞬きを済ませて、周りをじっくりみる
、
、
小松田「学園長先生!この学園に侵入者が出ました、
心当たりはありまっ、、!?」
あれ?っと僕は思わず二度見する
侵入者の正体ってあのAちゃん?
Aちゃんで見間違いないのか不安になる
小松田「(そっくりさんでは、無さそう)」
声音も、顔立ちも、香りも全てがAちゃんそのもので僕は唖然とする
小松田「あれ、、?Aちゃんだよね?
僕は亡霊を見ているのかなぁ、、」
彼女をじっくりとみる
やっぱりAちゃんと瓜二つだ
そして彼女はしっかり息をしているようだ
小松田「(Aちゃんが何で?でも良かった、もう会えないかと思った、、)」
僕の目から涙の粒が溢れそうだった
でも、感動の再会を涙で迎えず、笑って迎えたい
僕は必死に堪える
彼女は僕の目を見て、疑問があるかのように顔を顰めた
、
、
次の瞬間、学園長先生が大きく咳払いをした
そのあと、つらつらと言葉を並べて口から発する
学園長「Aが此処にいる間、儂が衣食住を保証する
其処は気にしなくても大丈夫じゃからな」
『いえ、結構です
自分のことは自分でやります』
彼女は顔を横に振り、断る
僕は内心驚く、何で何だろうと
またAちゃんが、この場にいなくなるのは嫌だと心の底から思う
、
、
学園長先生は力強く言い放った
学園長「いや、Aには何がなんでも此処に住んでもらう」
するとAちゃんは、考え込むかのように顔を歪める
困り果てているのか、言葉も出ないようだった
僕はAちゃんに追い討ちをかけるかのようであったが、悪意なく言葉にする
小松田「Aちゃんがまたいなくなるのは嫌だよ、、
お願い、此処にいて、、?」
泣くのを必死に堪えていた為か、顔から出るもの全てが爆発した
それでも僕は恥ずかしいという気持ちすらも感じなかった
、
、
いや、そう感じる余裕がなかっただけかもしれない、
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空白__。(元、ユカリ)(プロフ) - たんぽぽさん!またまたユカリです!ちょっと色々ありまして新しい垢を作りました!これからも応援してます! (11月15日 11時) (レス) @page47 id: 52a5948315 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリのサブ垢さん» コメントありがとうございます!はい!!了解です!ユカリさんいつも応援してくれてありがとうございます!これからも更新頑張ります!!(*´꒳`*) (10月29日 18時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリのサブ垢(プロフ) - たんぽぽさん!ユカリです!本垢の方のタブレットがぶっ壊れたのでこれからはこっちのサブ垢で応援させてもらいますね! (10月29日 18時) (レス) id: d43a354229 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - もちろん読みます!また続きを楽しみにしてます! (10月22日 17時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリさん» そうなんですよー!続編間近まで更新出来るとは夢にも思ってませんでした。これもユカリさん達の応援があったお陰です!本当に感謝です!!(*⁰▿⁰*)続編に入っても良ければ読んでって下さい!! (10月22日 1時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たんぽぽ | 作成日時:2023年7月9日 2時