誤解と理解 ページ11
*
『ごめんね、さっき置いてっちゃって、、』
あははと苦笑する
乱太郎「私たちのことは気にしないで下さい!
A先輩は誰かに殴られたりしませんでしたか?」
しんべい「さっき叫び声が聞こえたんです、確実にテンニョ様の声だったんですけど、A先輩にもしかしたらのことがあったらと思ってここまで来ました」
でも、先輩大丈夫そうですね!としんべいは私に笑いかける
きり丸「A先輩何があったんですか?」
不安そうにこちらを見てくるきり丸くん
『テンニョ様をいるべき場所に返したの、大神様からの命令でね』
そう言い放つと、彼らは口をあんぐりと開けて
頭の上にクエスチョンマークを掲げていた
乱太郎「ど、どういうことですか?」
『言うのが遅れてしまったね、私はA、天界から来た正真正銘の天女です、大神様の使いとしてここに馳せ参じました』
目を開け、彼らを見つめる
すると何故か彼らは悲しそうに視線を送ってくる
乱太郎「もう、先輩は、、っ」
きり丸「乱太郎、落ち着け、、」
乱太郎はしゃがみ込み、泣き出す始末
あれ、私変なこと言ったっけ、疑問が頭をよぎる
あ、そうか、私が天女だから、怖がっているのか
と予測する
そして、私は一旦彼らから離れようと決めた
『急に変なこと言ってごめんね、理解出来ないよね』
彼らに作り笑いを浮かばせ、語りかける
『今から学園長先生に会いに行かないと行けないから、
みんなは乱太郎くんのことをよろしくね』
、
、
あまりこの子らに関わらないようにしないといけない
当たり前だ、ここでは天女という存在は恐れられているのだ
でも天女だと言わなければ、天術を使うときに不利だ
だから私は任された任務を、
この学園の生徒達の関係を修復することだけに精一杯努めよう
『(出来るか危ういけど、、、)』
そして、私が無害な天女だと証明出来るようにしなきゃ
私はしんべいくん達から離れて、その場をあとにした
ーー
乱太郎サイド
乱太郎「もう、先輩は、、っ」
きり丸「乱太郎、落ち着け、、」
ああ、涙が止まらない、、泣きたくないのに
A先輩はもう、私たちの事を何も覚えていない
もう記憶はリセットされているみたいで、私の胸が切なくなる
もう皆んなと笑い合ったことも、先輩方との思い出も、何もかもここにいた記憶は取り戻せないことを
今私は理解した、
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空白__。(元、ユカリ)(プロフ) - たんぽぽさん!またまたユカリです!ちょっと色々ありまして新しい垢を作りました!これからも応援してます! (11月15日 11時) (レス) @page47 id: 52a5948315 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリのサブ垢さん» コメントありがとうございます!はい!!了解です!ユカリさんいつも応援してくれてありがとうございます!これからも更新頑張ります!!(*´꒳`*) (10月29日 18時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリのサブ垢(プロフ) - たんぽぽさん!ユカリです!本垢の方のタブレットがぶっ壊れたのでこれからはこっちのサブ垢で応援させてもらいますね! (10月29日 18時) (レス) id: d43a354229 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - もちろん読みます!また続きを楽しみにしてます! (10月22日 17時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリさん» そうなんですよー!続編間近まで更新出来るとは夢にも思ってませんでした。これもユカリさん達の応援があったお陰です!本当に感謝です!!(*⁰▿⁰*)続編に入っても良ければ読んでって下さい!! (10月22日 1時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たんぽぽ | 作成日時:2023年7月9日 2時