天界の天女として ページ2
Aサイド
時が経ち、私は天界の天女であり
名をAだということを理解した
そして大神様の天女としての日々が過ぎてゆくなか、
大神様様から部屋に来るよう呼び出された
部屋に呼び出されるのは珍しく、内心驚いていた
『なんなんだろう、、?』
ーーーー
『Aです、入っても宜しいでしょうか』
嗚呼と潔く声が返ってくる
襖を開けて、私は大神様の元へと近寄る
『今日はどのような要件で、部屋に私を呼んだのですか?』
大神様「すまないね、急に君を部屋へと呼び出してしまって」
大神様は苦笑して、真剣に話し始めた
私はというと口から溢れ出す言葉を親身に聞くのだった
大神様「Aに重要な任務を任せたいんだ」
背筋が凍るような、真剣な面持ちで言われる
何故だろう、こんな大神様が真剣になるのを見たのは初めてな為、私は口籠る
大神様「君には下界に行ってもらうことになった、そこで、偽の天女を殺し、被害に遭った子達の心を宥めて来てほしい」
それを聞いて私は思う
“私には出来ない”
偽の天女を殺すのは容易いが、心を癒すというとは
私にとって難しく感じた
それに下界にはマイナスなイメージしかない
私はすかさず反論した
『私には無理です、何故私を選んだのですか?他のお方をあたってください、私には無理難題すぎます』
私は目を逸らす、それしか私には出来なかった
大神様の目を直視することが出来ないくらい、
大神様のまわりで漂う空気でさえも、真剣さを帯びていた
大神様「君にしか出来ないんだ、これも試練の一環としてやってきてほしい」
試練といわれると、断りづらく案の定承諾することとなった
すると、大神様は任務の内容を、一言一言を芯のこもった声で話し出した
大神様「私のせがれがいるのを知っているだろう?
其奴が近代の娘をこの室町の忍術学園に送り込んでしまったのだ」
大神様様は恥ずかしそうに頭を抱えた
大神様「それだけだったら、まだ私の方で対処するのも可能だったのだが、倅が余計な妖術まで娘に与えてしまったんだ」
その為、娘は自ら天女と名乗り、偽の天女となった
そのあと忍術学園をめちゃくちゃにしたと
大神様は語った
でも、なんで私がこの任務に選ばれたのだろう
そう思い大神様に尋ねると、適任だからとしか返してくれなかった
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空白__。(元、ユカリ)(プロフ) - たんぽぽさん!またまたユカリです!ちょっと色々ありまして新しい垢を作りました!これからも応援してます! (11月15日 11時) (レス) @page47 id: 52a5948315 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリのサブ垢さん» コメントありがとうございます!はい!!了解です!ユカリさんいつも応援してくれてありがとうございます!これからも更新頑張ります!!(*´꒳`*) (10月29日 18時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリのサブ垢(プロフ) - たんぽぽさん!ユカリです!本垢の方のタブレットがぶっ壊れたのでこれからはこっちのサブ垢で応援させてもらいますね! (10月29日 18時) (レス) id: d43a354229 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - もちろん読みます!また続きを楽しみにしてます! (10月22日 17時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽたん(プロフ) - ユカリさん» そうなんですよー!続編間近まで更新出来るとは夢にも思ってませんでした。これもユカリさん達の応援があったお陰です!本当に感謝です!!(*⁰▿⁰*)続編に入っても良ければ読んでって下さい!! (10月22日 1時) (レス) id: 8c7f582275 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たんぽぽ | 作成日時:2023年7月9日 2時