その4 ページ5
本当なんなのよ
意味分からない。急に来たと思ったらヘラヘラって
でも、あの人の瞳の中に私と同じような光が無いのかのような目をしていた 。
まるで 、獲物を捕らえたかのようにみる
あの目 ..
似てる ..
蘭「 お姉ちゃん ? 」
涼「 こいつが? 」
蘭「 うん!いつ帰ってくるのぉ?寂しいなぁ 」
涼「 こいつ話聞いてんの?なぁ 」
蘭「 いつもなの .. 」
涼「 最低だな 」
蘭「 お姉ちゃんの事悪く言わないで! 」
涼「 ごめんな? 」
よしよし と 蘭の頭を撫でる山田涼介 。
本当呆れる 。
『 .. はぁ。ウザいんだけど 。そんな茶番に付き合わされるこっちの身になって 。退けて 』
蘭「 ご 、ごめんなさい .. 」
涼「 それでも姉かよ 」
罵倒には慣れてる 。けど 、蘭 を 妹だと思った事なんてない 。
『 てか、あんたら掟守りなさいよ 』
蘭「 え .. ? 」
涼「 ここ西棟か 、忘れてたぁ〜 」
慧「 そうだぞ 〜 駄目なんだぁ 」
背後から抱きつかれたかと思ったらさっきのキノコ頭が私の頭に顎を乗せて ヘラヘラと笑ってるやつ
『 .. 邪魔 』
慧「 良いじゃぁ〜ん 」
『 だる ッ .. 』
慧「 てかさ、こいつらどーすんの? 」
『 さぁね 。興味ない から どーにでもすれば 』
慧「 じゃあ、俺も興味なーい 。俺は君にしか興味ないもん 」
『 そう 』
涼「 やーめた 。戻ろうぜ 蘭 」
蘭「 あ .. うん ! 待って 涼くん ! 」
東棟に戻って行った2人の背中を
みてるうちに 潰したくなる気持ちは
高まる ________ 。
けど 、この時の私は
伊野尾 の 事なんて 一ミリも興味がなかった のに
どーしてか分からないけど歯車は
狂い始めた________ 。
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作者名:瑠 莉 。 | 作成日時:2017年10月24日 12時