全然砂糖 ページ47
＊
ピンポーン
.
『ん、誰だ…？？』
ピピピピピピンポーン
『ちょ、待って待って待って！！』
.
午前中の雑誌取材を終え、
午後からのオフをどう過ごそうかと考えていると
かなり連打されたインターホン
.
慌ててドアを開けると、
そこには至っていつも通りの彼が立っていた。
.
.
玲於「よっ。」
『よっ、て！どうしたの？？何かあった？』
玲於「今から出掛けよ」
.
それだけを伝えるために、
あんなに連打する必要とは…
.
『…全然行くけど、これまた急だね』
玲於「そうか？ま、早く行こ」
『うん、準備するからちょっとだけ中で待ってて』
玲於「ほーい」
.
とりあえず撮り溜めていたドラマを停止させ、
急いで必要な物をお気に入りの鞄に詰め込む。
.
玲於「あ、俺があげたやつ。」
『そう、お気に入りなんだよね』
玲於「…ふーん」
『…何、ニヤけてるけど』
玲於「別に、流石俺って思っただけ。」
『なんだそれ』笑
.
玲於って歳上なのに、
そうは感じさせないこの空気感が本当に楽で好き。
.
まあ、兄妹みたいなものだからかな。
.
.
玲於「そういえば、この間のモニタリング見た。」
『あ、本当？どうだった〜？』
玲於「うん、面白かったよ」
『本当に思ってんの？』笑
玲於「思ってるよ。特にあれ、EXILEさんを廊下から覗いてるAが映ったとこ」
『超ピンポイントじゃん(笑)……っし、出来た！お待たせしました〜』
玲於「よし、行くか」
『どこ行くの？』
玲於「ん〜…あんま決めてないけど、服は買いたい」
『あ、いいね！最近ネットショッピングばっかりだし、私も買いたーい』
.
こんな感じで、
いつもその場で決まる私達の予定。
.
趣味だったり好みだったり
何かと同じものが多い私達だから、
どんな事でも2人なら楽しめる自信があるんだよね。
＊
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愁(プロフ) - 亜嵐LOVEさん» 申し訳ありません、所々隼人が混合しているようなのですぐに訂正します。 (2020年3月21日 15時) (
レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - はやとくんは隼ですよ (2020年3月21日 14時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁
| 作成日時：2020年2月23日 13時
