イメチェン ページ37
＊
『あれ、いっちゃん！？』
樹「っ…え、Aさん、？」
.
久しぶりに丸一日オフが出来たから、
数日後の撮影の為に美容院に訪れると
バッタリと店前で遭遇した私の推し、いっちゃん。
.
『久しぶり〜！最終日以来だね！いっちゃんも、イメチェンしに来たの？』
樹「はい、ツアー始まるし染めようかなって…Aさんもイメチェン？」
『うん、しばらく黒から染めてないしね〜』
.
2人仲良く店の中へと入っていくと、
��この時間帯はお二人しか来ませんので！��
と満面の笑みを浮かべた美容師さん。
.
芸能人行きつけの美容院なだけあって、気を遣って
プライベート空間を作ってくれたみたい。
.
.
樹「何色に染めるんですか？？」
『うーん…今染めたいなって気になってるのは、金髪かな？イメチェン！って感じしない？？今度また愁役で撮影あるんだよね〜』
樹「あー、番外編のか。北人さんが言ってました。…確か、北人さんの役も金髪ですよね」
『そうそう、北ちゃんは金髪似合ってるよね！』
��お待たせしましたー！Aさん、今日はどんな感じにしますか？？��
『それが、まだ迷ってるんですよね！どうしよう、金髪でいこうかな…』
樹「…ブラウン、は？」
『ブラウン？』
樹「はい。Aさん、派手な髪色は今までやってましたけど、ブラウンって中々やってないですよね」
『確かに！愁の役で金髪だと合わない気もするしね！…うん、ブラウンにする！！お願いします！！』
��はーい、じゃあシャンプーしますね〜��
『はーい！…いっちゃん、ありがとね！』
樹「いえいえ」
.
ニコッと笑ってくれたいっちゃんに、
胸がギュンって締め付けられた感覚を味わう。←
.
いっちゃんの、歳下なのにしっかりしてる所とか落ち着いた雰囲気とか、本当にたまんないな〜なんて変態染みた事を考えながらシャンプー台に向かった。
.
.
.
��お待たせしました、樹さん！
今日はどんな感じにします〜？？��
樹「あー…ブラウン、でお願いします。」
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 916人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愁(プロフ) - 亜嵐LOVEさん» 申し訳ありません、所々隼人が混合しているようなのですぐに訂正します。 (2020年3月21日 15時) (
レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - はやとくんは隼ですよ (2020年3月21日 14時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愁
| 作成日時：2020年2月23日 13時
