33、シゲルの過去 ページ46
シ「業界人のヨコさんがそう言うなら、やっぱり俺の目は正しかったのかな。」
ヨ「いやいや、俺なんかまだ……。
シゲルさんだって……。」
シ「一発屋だけどな。」
ミツとたいぴぃが生まれる前、シゲルは『恋のメモリー』で一発当てた歌手でした。
歌手の時は芸名でしたし、当てた後はヒットに恵まれずさっさと芸能界を去り実業家になったので、二人はシゲルの過去など知りませんでしたが。
シ「アイツら、希洲舞浜にいた頃はキラキラしててなあ。
単なる海の家のスタッフでも、希洲舞浜じゃスーパーアイドルだったんだ。
それが就活に失敗して、俺を頼ってここに来た時には目が死んじゃってて。
宮ママの引きがあってあっちでも働き始めて、イベントでステージに出るようになってから、また開花したような気がするんだよね。」
そういう意味では、宮ママの目も正しかったのでしょう。
ヨコさんの肝煎りで、Bay-EXのインディーズレーベルに所属した二人。
バイトも続けながら1年ほど地道に活動して、ついに、メジャーデビューの話が持ち上がったのです。
シゲルはまた副業で、プロダクションを立ち上げました。
業界とのパイプはまだ健在のようで。
二人だけのための弱小プロダクションではありますが、最大手のBay-EXが売り出すのですから、それなりに大々的なデビューとなりました。
インディーズ時代、KISS★MY★HAMAや昭和ドボンのお客さんの強力なバックアップが二人を支えていました。
ひと夏を希洲舞浜の御当地アイドルさながらに活躍し、そこから二人の人気に火が着いていったのです。
やはり希洲舞浜が二人の原点でした。
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kyumapi(プロフ) - まいまいさん» なかまっちのシブミツのキャラには笑いました。あのスナック設定が好きだったのでこのお話にお借りしました。日サロ住む神シゲルも登場して、だいぶ昭和な雰囲気になりましたが、大丈夫でしたでしょうか(笑) 私自身が昭和なので。 (2021年1月9日 16時) (レス) id: 52d20d0833 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - 最初はどんな展開になるのかな??と予想もつかなかったですが、最終そうきたか!!と驚かされました〜kyumapiさんってチャラ男のセリフもママのセリフも何でも書けるのですね!本当に尊敬します…凄い説得力でした笑 またこのメンツに会いたいな〜www (2020年10月20日 4時) (レス) id: d8ffbdef31 (このIDを非表示/違反報告)
kyumapi(プロフ) - たいちゃんらぶさん» 嬉しいコメありがとうございます。また本作は登場人物のキャラありきのお話なので、4人を愛して頂いた事は何より幸せです。絵文字は御本家様が自身のブログで多用されてますので、絶対こちらでも使わせたいと思っていました。では次作品まで…バラライカ&ばいばいぴぃ〜 (2016年11月23日 12時) (レス) id: 28d794b9d0 (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - たいぴぃの前髪を想う絵文字も・・可愛すぎるっ!シメの絵文字もスキ過ぎて(泣)このお話読み始めてから仕事中も♪ウチこないぃ?♪神シゲルぅ〜♪バラライカ〜♪ってトコずーっと脳内でグルグルしてました♪完結おめでとうございます♪とっても楽しかったです♪ (2016年11月21日 21時) (レス) id: eaab40e8e1 (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - ミツとたいぴぃを救ってくれたシゲルさんと宮ママ♪腐っていたヨコさんの仕事魂を呼び起こしたふたり♪行き交う人の声を聞きホクホクするヨコさん・・キモチ伝わってきます。ジーン(泣)うぅ・・最後のブログさみしいっ・・ミツのノリノリなチャラっぷりも・・ (2016年11月21日 21時) (レス) id: eaab40e8e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kyumapi | 作成日時:2016年11月6日 18時