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26、No brainer (FK) ページ27

 
 
 
F「さ、帰ろっと。

マッサージ寄ってこ。

寒かったから、身体バキバキだ。」



出がけに突然、着信音が響く。



ミツだった。



恐ろしいくらいにタイミングが良い。



F「もしもし?」



K「藤ヶ谷〜、今何してんの?」



F「撮影終わったトコ。」



K「よしゃー

もう今日はこの後どうせヒマなんだろ?」



F「あー、うん……まあね。」



ヒマではない。



「どうせ」は余計。



F「マッサージに行こうと思っ・・・」



K「マッサージ?

そんなんキャンセルしろしろ。

ソッコーでウチ来いよ、な?

マッサージよりカラダにイイ事、しよーぜ。」



カラダにイイ事?



またド直球な。



それに、俺様気質丸出しだ。



無性にミツに会いたくなった。



口調だけで会いたくさせるミツが悪い。



それとも、「ただのXXXな友達」になっても、互いを必要とするタイミングがシンクロしてる?



ミツは今、俺に会いたくて堪らない状態に陥ってて、迷いもせず俺を呼んだ。



腹減ってデリバリー頼むくらいのノリだろうが、それで構わない。



マッサージをキャンセルするか否か、ミツの元へ行くか行かないか。



思い悩む必要は無い。



No brainer。



答えは一つだった。
 
 
 
 
 






end

epilogue〜都合の良いバクテリア〜 (FK)→←25、No brainer (TF)



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kyumapi(プロフ) - ももすけぴぃさん» こちらこそです! 藤北は最強だけれど玉ガヤも良いよね、と前を向けたら良いなと思っています。やはり今後もライブは楽しみたいので。二人の並びはホンマに美ですし。それでも藤北の暴力的とすら感じる魅力は、胸に残り続けるでしょう。忘れる必要も無いですよね。 (2月27日 0時) (レス) id: bd322b6213 (このIDを非表示/違反報告)
ももすけぴぃ - 玉北のキャラと、カシミアのコートやわんこの例えが最高でした。下ネタも思わず吹き出しました。テーマが重いのできゅまぴさんのお気遣いですよね。納得の結末で泣きながらニマニマしました。救いをくださってありがとうございました。 (2月25日 15時) (レス) id: 58787471ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kyumapi | 作成日時:2024年2月12日 19時

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