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22、No brainer (TF) ページ23

 
 
 
T「藤北を超えるシンメ……どこにも……いない……

もう二度と……現れな……

・・・・」



F「ん? 玉?」




T「・・・・」



玉の声が途切れ、呼吸が少し揺れてる。



玉の腕に更に力がこもる。



だから、顔を向き合わせない、この体勢を選んだの?



お互いのネガティブな表情は、突き合わせたくはない。



F「大丈夫?

無理しないで。」



T「……ゴメン、ちょっと気が緩んだだけ。」



玉にNOと言うつもりでいるのに、堪らず玉の右手に自分の右手を重ねてる。



T「ガヤ……」



そこに玉が左手を重ねてきた。



T「俺はガヤの手を離さないよ。

勿論、未来永劫……は保証しないけど。」



F「わかってるよ、永遠も当たり前も無いって、痛いほど今ならわかる。」



T「でも、今時点の俺の想いだよ。

永遠と当たり前は無くても、嘘偽りは無い。」



それもわかってる。



T「藤北は最高で唯一無二だったけど、どのシンメも唯一無二だよね。

例えば、俺とガヤだったらどう?

藤北とは別物で、藤北が持ってる物を俺達が持ってなかったとしても、その逆もある。」



F「玉と俺も、唯一無二だな。」

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kyumapi(プロフ) - ももすけぴぃさん» こちらこそです! 藤北は最強だけれど玉ガヤも良いよね、と前を向けたら良いなと思っています。やはり今後もライブは楽しみたいので。二人の並びはホンマに美ですし。それでも藤北の暴力的とすら感じる魅力は、胸に残り続けるでしょう。忘れる必要も無いですよね。 (2月27日 0時) (レス) id: bd322b6213 (このIDを非表示/違反報告)
ももすけぴぃ - 玉北のキャラと、カシミアのコートやわんこの例えが最高でした。下ネタも思わず吹き出しました。テーマが重いのできゅまぴさんのお気遣いですよね。納得の結末で泣きながらニマニマしました。救いをくださってありがとうございました。 (2月25日 15時) (レス) id: 58787471ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kyumapi | 作成日時:2024年2月12日 19時

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