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Episode 4 ページ6



















『えっ、魔法動物達が?』




T「そうなの、どっかの誰かさんのせいでねッ!」





自分達と同じく隣を急ぎ足で進む彼を睨みつけるティナ



睨みつけられた当の本人はそれどころではないのか、聞いていない





『…ニュート、大丈夫よ、私達がついてるわ』




N「A…うん、ありがとう」




T「それはそうと、オブリビエイト(忘却術)を怠るなんて、私がクビになるわ」




N「なぜ君が?」




T「救世軍に、近づくのはまずいのよ」




『ティナ、あなたがクビになったら私も辞めるわ』




当然のような顔で言うと、ティナは驚いた




T「なぜAまで!」




『……ティナがいない職場なんて、退屈でしんじゃうもの』




T「A…」




N「大丈夫、君達はクビにさせないよ…でも、もし、Aが、クビになったら、…」




T「『なったら?』」




N「ぼ、僕の…お、おお、およ…(お嫁…さん…)」




言葉が詰まるニュートにAは首を傾げ、ティナはその後の言葉が分かったのかやれやれと首を振った



すると、3人の視界にビリーウィグが飛んでいた





『ニュート、あれって…』




N「…あぁ、」




T「今のは?」




N「大きな蛾じゃないかな?」






ティナはAの方をむくと、Aは苦笑いをしてゆっくりと顔を背けた







「またガス爆発よ!」






人が集まっている崩れた建物に着くと、話していた住人の会話を盗み聞きし、

危うく口を滑らそうとした男性に呪文をかけた





ニュートとAは騒ぎに紛れて建物に入って行った








『ニュート、これはやばい事に…』




N「…ほんとだね」





入った部屋は壁が全開に壊れており、近くには開いていたトランクと、男性が倒れていた






『…コワルスキーさん?』




N「え?A、知り合い?」




『うん…あぁ、噛まれてる…これはきっとマートラップね』




T「スキャマンダーさん?A!」




『ティナだわ』





ニュートは急いで部屋の修復とトランクの確認をして、


Aはジェイコブの背中に手を回して上体を起こした





N「僕が起こしたのに…」




T「見つけたわ、…開いてたの?」




N「…ちょっとね」




T「またお騒がせ二フラーが逃げた?」




N「…かもね」




苦笑いを浮かべたニュートに対し、ティナはAが支えてた男性に近づいた





T「怪我してる!起きて、人間(ノー・マジ)さん!」

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リサ - とてもおもしろいです!黒の魔法使いの誕生も見たいです。続き楽しみにしています! (9月13日 21時) (レス) @page6 id: ebda27dca2 (このIDを非表示/違反報告)
Ao/アオ(プロフ) - とても面白かったです!引き込まれました!!!続きが読みたいと思いました、作者さんのペースで続編書いてくださったら嬉しいです! (2022年4月24日 8時) (レス) id: 28a3b333e4 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 続き!とても!楽しみ!です!!応援してます! (2022年4月18日 1時) (レス) @page39 id: 2b80c6aa46 (このIDを非表示/違反報告)
うり(プロフ) - 最高です!大好きです!続編と番外編楽しみにしてます! (2022年4月15日 21時) (レス) id: a53454f4d2 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫 - 続編と番外編、楽しみにしてます!!! (2022年4月11日 22時) (レス) id: 84c4dc198a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あか | 作成日時:2019年2月11日 19時

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