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Episode 28 ページ30

『一体どうしたの…』




異変を感じたAが慌ただしく駆け寄ってきた


サンダーバードは大きな羽を広げながら鳴き続ける




N「…危険だ、危険を察知してる」




それを聞いてAは、不安そうに真っ黒な瞳を揺らした























____







_G「…クリーデンス、さっきはすまなかった」




C「………信じてたのに」





クリーデンスが異例のオブスキュラスだと知ったグレイブスは、暴走しかけている彼を落ち着かせようとした






C「味方だと思ってた…あなただけは…」




G「落ち着くんだ」




C「…あの人(・・・)なら、」




G「君ならそれを制御できる」




その言葉を聞いてクリーデンスは鋭い目つきでグレイブスを見た




C「…………制御する気はない」





そう言うとクリーデンスの眼球は濁った白に染まり、身体中から黒い粒子をプツプツと出し、声を震わせた









C「







瞬間、クリーデンスはオブスキュラスに成り果て、



壁を突き破り物凄いスピードで街中を暴れ回って行った









クリーデンスが通り過ぎたSQUIRE'Sの建物の屋上から彼らはこの有様に息を呑む




J「あれがオブスキュ何とか?」




N「…あんな強力なのは初めてだ」




ビルを壊し道路を破壊し、ガラスの割れる音や灰色の煙のようなモノがニューヨークの街を破壊している




『あの子なの…?』




N「…僕が戻らなかったら動物たちを頼む。必要なことは全部書いてある」




T「…何?」




ニュートは近くに居たティナにトランクとメモ用紙を渡した




N「…殺させない」




Aは姿くらましをしようとするニュートの行動をいち早く察知し、彼の左手を掴むと

驚いた顔をした彼を気にすることなく屋上から飛び降り、一緒に姿くらましをした





T「A!ニュート!」





ティナは慌てて2人の名を呼ぶと、渡されたトランクをクイニーに託し、そうして彼女も姿くらましをした





Q「っあなたが持ってて」




J「待てよ、!」





クイニーも向かおうとするがジェイコブに腕を掴まれる





Q「、連れて行けない…お願い、離して」




J「おいおい、俺も仲間だって言ってくれただろ?」




Q「…危険すぎる」





クイニーはそう言ってジェイコブと向かい合うと、切羽詰まった表情で彼の頬をそっと撫でた

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リサ - とてもおもしろいです!黒の魔法使いの誕生も見たいです。続き楽しみにしています! (9月13日 21時) (レス) @page6 id: ebda27dca2 (このIDを非表示/違反報告)
Ao/アオ(プロフ) - とても面白かったです!引き込まれました!!!続きが読みたいと思いました、作者さんのペースで続編書いてくださったら嬉しいです! (2022年4月24日 8時) (レス) id: 28a3b333e4 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 続き!とても!楽しみ!です!!応援してます! (2022年4月18日 1時) (レス) @page39 id: 2b80c6aa46 (このIDを非表示/違反報告)
うり(プロフ) - 最高です!大好きです!続編と番外編楽しみにしてます! (2022年4月15日 21時) (レス) id: a53454f4d2 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫 - 続編と番外編、楽しみにしてます!!! (2022年4月11日 22時) (レス) id: 84c4dc198a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あか | 作成日時:2019年2月11日 19時

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