Episode 18 ページ20
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『会議中失礼致します議長、何かご用事…で…』
Aは部屋に入ると、目の前で見覚えのある3人が縛られているのを見て目を見開く
P｢来ましたか、A｣
N｢動物を傷つけないで…その子たちは危険じゃない、本当だ｣
P｢我々が判断します。牢に連行して。A、あなたはグレイブスと一緒に｣
『ど…いうことですか議長、あのっ』
G｢A｣
3人に駆け寄ろうとしたら、グレイブスが魔法でAを自分の隣に立たせ、肩を抱いた
『ちょ、長官…！』
N｢動物たちは危険じゃない！どうか傷つけないで！お願いです！危険じゃない！｣
ニュートの悲嘆が心に刺さる。3人は引っ張られて出て行った
『議長！私だって手伝いました、それなら私も牢屋に、』
P｢いいえA･デハーン、貴方はグレイブスから聞いています｣
『え…？』
なんの事だか分からない、と言った顔でAはグレイブスを見上げるが、目が合う事なく連れて行かれた
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T｢…動物達の事ごめんなさい、本当に…それに、Aの事も、｣
N｢……｣
ニュートは無言で顔を伏せ、強く両手を握る
J｢オブスキュ何とかってどういうものだ？Aは邪気のようなものだって…｣
T｢…何世紀も現れてない｣
N｢3ヶ月前、スーダンで1人見つけた。＿魔法使いが人間社会で迫害されてた時代、自分の力を隠し、抑えつける魔法使いもいた。
…でも結局、力を制御しきれず＿"オブスキュラス"を生み出した｣
あまり理解していないジェイコブに、ティナは詳しく教える
T｢不安定な闇の力よ。周囲を攻撃し＿消えてなくなる。彼らは皆短命なの｣
N｢オブスキュラスを生む者は10歳以下で死ぬ。スーダンで会った子は＿8歳で死んだ｣
J｢それじゃショー議員を殺したのは…子供か？｣
静まり返った牢屋に足音が近づいて来た。3人は身を固める
＿『皆、』
N｢っ、A…｣
周囲を警戒しながら駆けてきた女性はつい先程、グレイブスに抱かれていたAだった
T｢どうして此処に…｣
『長官の目を盗んで来たわ。今長官はトランクを確認してる、…
N｢Aっ、どうすればいい？どうすれば…｣
『大丈夫、』
鉄格子を掴みしゃがんでいるAの手を、ニュートは強く握ると、彼女は握り返した
『絶対に助けるわ、貴方達も、動物も』
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リサ - とてもおもしろいです！黒の魔法使いの誕生も見たいです。続き楽しみにしています！ (9月13日 21時) (
レス) @page6 id: ebda27dca2 (このIDを非表示/違反報告)
Ao/アオ(プロフ) - とても面白かったです！引き込まれました！！！続きが読みたいと思いました、作者さんのペースで続編書いてくださったら嬉しいです！ (2022年4月24日 8時) (レス) id: 28a3b333e4 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 続き！とても！楽しみ！です！！応援してます！ (2022年4月18日 1時) (レス) @page39 id: 2b80c6aa46 (このIDを非表示/違反報告)
うり(プロフ) - 最高です！大好きです！続編と番外編楽しみにしてます！ (2022年4月15日 21時) (レス) id: a53454f4d2 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫 - 続編と番外編、楽しみにしてます！！！ (2022年4月11日 22時) (レス) id: 84c4dc198a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あか
| 作成日時：2019年2月11日 19時
