ヒクイドリ ページ13
貴女side
貴女「ヒクイドリ…」
ある日、私は自分の能力に近い鳥を見つけた。
低い恐ろしい声に、破壊力のある蹴り。
きっと、これに違いない。
人の姿になっても、ヒクイドリにある青い模様は私の首にくっきりと残ってる。
ペンギン「見つけたのか？」
貴女「ペンギンさん！」
ペンギン「熱心なのはいいが、寝た方がいいぞ」
貴女「いえ、みなさんの役に立ちたいので、少しでもお勉強しておきたいんです」
ペンギン「イッカクともうすぐ潜水交代するから、一緒に寝ろよ」
貴女「はい、分かりました。
あ、ペンギンさんっ、ここについて聞きたくて…」
ペンギン「お？なんだ？」
ペンギンさんは、なんでも教えてくれた。
東の海、西の海、南の海、北の海があること。
海賊の中にも、変わり者や良い人もいるってこと。
何よりも、私たちは今、最悪の時代に生きているということ。
イッカク「え？！あんたまだ起きてたの？！日登っちまうよ！」
貴女「すみません、イッカクさんが来るまで勉強してたんです」
イッカク「な、なぁんだ！可愛ことするじゃないか！」
ペンギン「明日ちゃんと起きろよな」
私はイッカクさんと同じ部屋にしてもらった。
イッカクさんは本棚いっぱいの本を、私に貸してくれている。
毎日一冊ずつじっくり読んで、後日その本についていろんなクルーの人達と話すのが大好きになっていた。
明日はどんな話をしようかなっ！
貴女「っくしっ…」
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名無し - 娘設定珍しくてハマってしまいました！更新楽しみにしてます！ (2022年2月5日 16時) (
レス) @page28 id: 51c357c0e7 (このIDを非表示/違反報告)
そのか(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年12月4日 13時) (レス) @page26 id: 35e12bb70c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぎゃわう | 作成日時：2021年10月17日 22時
