昔話6 ページ7
もう剣士は向いていないのかな
諦めるしかないのかな
なんて考えながら
日が当たる気持ちのいい場所でぼんやりしていると
乙藤「A!!」
『はっはい!』
乙藤さんは急に私を呼び
乙藤「まだやっていない色があったぞ!!」
といった
急いで行くと
そこには
沢山の書物が散らばっていた
恐らく色の呼吸のことが書かれている書物
私のために調べてくれていたんだ…
そう思っていると乙藤さんが
乙藤「1番初めに色の呼吸を考え技にしたが人がいた。だがその人以外誰も使えていない色の呼吸」
乙藤「それがもしかすると使えるかもしれない」
なんてことを言った
初代しか使えなかった呼吸…?
そんなものが私に使えるの……?
他の色の呼吸もろくに扱えなかったっていうのに
なんてくだらないことを考えていると乙藤さんが
頭にぽんと手を置いて
乙藤「安心しろ、1番初めに作った人もAと同じように他の色の呼吸が全く使えなかったんだ」
「大丈夫だきっとできる」
そんな暖かい言葉をかけられ心がじーんとなった
そしてぽろぽろと泣いてしまった私の背中と頭をぽんぽん撫でてくれた
そんな身近な優しさがとても嬉しくもっと泣いてしまった
呼吸の名前は
『白の呼吸』
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廣岡唯 - バッドエンドよろしいのなんか嫌だ (11月11日 18時) (レス) @page27 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月11日 17時) (レス) @page2 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
若菜 - 切ないです。もう今、涙、めっちゃ出ています。 (2022年4月2日 0時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - 早く続きが見たいです!よろしくお願いします🙇 (2022年4月2日 0時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - 泣きました…まだ終わっていない。そう信じて更新を待ち続けます (2022年3月25日 1時) (レス) @page27 id: 5a944025c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:米 x他1人 | 作成日時:2019年12月2日 17時