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☆
『あの、４３って何の数字ですか？』
「階」
…ゴクッ
唾をゴクリと呑む音が自分から聞こえる…
４３階…
『え…４３階？』
「しつけぇな」
『ココは何階が最上階になるんですか？』
「４３」
倒れそう…
…
内装からして、高級マンションって感じはしていたが
まさか最上階だなんて、思ってもみなかった。
『車ごと家に上がれるって本当ですか？』
高級マンションと言えばそれだろ、と確認してみる。
「おう」
マジかよ、
『今日は何故使わなかったんですか？』
「お前が、見たい！ってピーピー鳴くと思って」
『はは…』
否めない
『普段は、上にあげるんですか？』
「ん、まぁ必要ねぇけど」
『緊急要請でも入ったら…？』
「車使わねぇ」
『爆速ターボですね』
「おう」
正解、とニヤっと笑った勝己さんは
私の頭をグシャっと撫でた。
「ん、降りろ」
先に降りたは良いものの…
『げっ』
目の前には２台分の駐車場が広がっていて…
それはもう、駐車場だというのに私のマンション以上に広い。
「こっち」
呆気に取られている私の肩に、手を置いた勝己さんは
自分の進行方向へ私を動かした。
『これ…家ですか？』
駐車場に気を取られすぎて気づかなかったが
全面ガラス張りで、部屋が丸見え状態。
「ん」
玄関らしき透明のガラスを開く勝己さんは
先入れ、と軽く私の背中を押した。
『おじゃまします』
どこが玄関か分からないが
とりあえず靴を脱いで勝己さんが入るのを待つ。
「なにしてんだ？」
『え？』
「そこ、玄関じゃねぇわ」
『え…』
じゃあ！
どこが玄関で！
ココはなんなの！？
何スペースなん！？
あれや、お金持ち特権の…
スペースの無駄遣いや！！
「あっちで脱げ」
指を指している場所をみてみるも
玄関らしき扉も、見当たらなければ
むしろ、開放感あふれる、広いリビング？が見える。
『え、と』
まさか…
『土足…ですか？』
「おう」
『はぁ？』
「驚きすぎだろ…
…ここはただのゲストルームなんだわ…」
『んなの分かるか、ボケ』
あ、つい
「随分と俺になれたようだな」
ニヤッと笑う彼は
私の手を引き、ずんずんとゲストルームを通り過ぎ
さらに奥の扉へと進んでいく。
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。(プロフ) - ダイナマイトの家広すぎワロタ。シャトルランできるやん笑笑笑 (2023年3月17日 19時) (
レス) @page38 id: e728193a74 (このIDを非表示/違反報告)
らみそ(プロフ) - 花帆さん» いつもいつもありがとうございます！ほんっと、自分と結婚して欲しいですよね()続編もどうぞよろしくお願いします(´；ω；｀) (2020年6月16日 20時) (レス) id: b9c138927a (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - かっちゃんの「その時は結婚〜」のとこ… はぁ〜…好き…。ってなりました(*´艸｀*) パジャマ欲しいです！らみそさんご自身が楽しく書かれてるのが伝わってくる感じで、拝読していてときめいて楽しいですヽ(*≧ω≦)ﾉ続編も楽しみにしております♪ (2020年6月16日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 更新ありがとうございます！たくさん拝読できて嬉しいですヽ(*≧ω≦)ﾉ かっちゃんの真面目なとこや愛されてる感じ…トキメキ過ぎますっ/// (夜だけの女性たちは切ない(涙)出久くんのギュンッッ状態です(*´艸｀*)わぁ２弾も楽しみに応援しております！(*´∇｀)ﾉ (2020年6月12日 20時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
らみそ(プロフ) - Bomさん» いつもありがとうございます！ そんな褒めて頂いて…！嬉しいです！褒めていただいても何も出ませんが！！(笑)これからもよろしくお願いします！！！ (2020年6月12日 17時) (レス) id: b9c138927a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らみそ | 作成日時：2020年5月26日 14時
