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☆
『ソファーに座ってればよかったのに』
お風呂から上がると、
玄関に正座している好青年の姿が見え、
痛いでしょ？と
彼の肩を叩く。
…が、
微動だにしない。
「彼氏がいる女性の部屋にあがってはいけないと教わりました！」
『ほんと、大丈夫だから…！』
「いえ、ココから動きません」
『面白い、ほんと』
おふざけ半分で、彼の姿を写真に撮ると、
また、呆れた顔で見てくる。
「すぐ消してくださいよ〜」
『はーい』
「ほんっと、大人っぽいのに、子供っぽくて
可愛い所ありますよね…」
説得力のある人に、子供っぽいと言われると
なんか…
「え、冗談ですよ？」
『悔しい！！！』
はははっと笑う彼は
何処までも優しくて…
きっと、大学では
相当モテるんだろうな、と思う程
綺麗な顔立ちをしている。
「でも、可愛いのは本当なので」
そう呟くと
開けたところまで走っていき、タクシーを捕まえてくれる。
『ありがとう』
「いいえ、こちらこそ誘ってくれてありがとうございます」
タクシーに乗り、いよいよ私たちは会場へ。
…
『この感じ…なつかしい…』
「え、経験済みですか？」
『もちろんだよ』
「お偉いさんの、ツテ…とか？」
『そんなんじゃないよ、高額で買ってるだけ』
えへへ、と笑って見せるも
少し引いている様子。
『やっぱ引くよね…』
「僕の彼女がそういうタイプだったらちょっと…」
『え？正直すぎない！？もっとこうさ？オブラートに！包も！？』
「はははっ、そんな簡単に、真に受けないでくださいよ！」
からかわれているのか、
いいや、私は年上だぞ！！
さっき、タクシー代払われたけど！
年上だぞ！！？？
『でもやっぱり、普通に当選すれば、席後ろの方なんだ…』
狭くてぎゅうぎゅうな上、
目の前には機材がある状態。
「でも十分ですよ」
『見つからないと良いな』
「それ、僕の台詞です。」
と、苦笑いをして
スタジオの写真を撮り始める。
『ちょ、バレないようにね！？』
「え！？ダメなんですか！？」
『ダメだけど、バレなければ良し！』
「それダメって言うんじゃ…」
不安そうな彼に、
私は思いっ切り、グーサインを送った。
"会場の皆様にご案内致します"
そんなアナウンスが流れ、
いよいよ、彼らが出てくる時間になる。
『はぁ…楽しみだ』
「ですね」
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。(プロフ) - ダイナマイトの家広すぎワロタ。シャトルランできるやん笑笑笑 (2023年3月17日 19時) (
レス) @page38 id: e728193a74 (このIDを非表示/違反報告)
らみそ(プロフ) - 花帆さん» いつもいつもありがとうございます！ほんっと、自分と結婚して欲しいですよね()続編もどうぞよろしくお願いします(´；ω；｀) (2020年6月16日 20時) (レス) id: b9c138927a (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - かっちゃんの「その時は結婚〜」のとこ… はぁ〜…好き…。ってなりました(*´艸｀*) パジャマ欲しいです！らみそさんご自身が楽しく書かれてるのが伝わってくる感じで、拝読していてときめいて楽しいですヽ(*≧ω≦)ﾉ続編も楽しみにしております♪ (2020年6月16日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 更新ありがとうございます！たくさん拝読できて嬉しいですヽ(*≧ω≦)ﾉ かっちゃんの真面目なとこや愛されてる感じ…トキメキ過ぎますっ/// (夜だけの女性たちは切ない(涙)出久くんのギュンッッ状態です(*´艸｀*)わぁ２弾も楽しみに応援しております！(*´∇｀)ﾉ (2020年6月12日 20時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
らみそ(プロフ) - Bomさん» いつもありがとうございます！ そんな褒めて頂いて…！嬉しいです！褒めていただいても何も出ませんが！！(笑)これからもよろしくお願いします！！！ (2020年6月12日 17時) (レス) id: b9c138927a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らみそ | 作成日時：2020年5月26日 14時
