８−４２ ＣＭ ページ42
あの日は。
仕事で出会ったから。
よく笑うし
“できる人”の印象で。
開いたドアの向こう。
めちゃくちゃ心細いって顔で
不覚にも。
ちょっと
『ドキ』ってして
ボクが来て安心したのか
ちょっと泣きが入る、Aさん。
(これ…計算じゃないなら。ひょんも
心配ですね…)
その時目に入った
あの時は。なかった『それ』
ひょん…やるじゃないかw
もう。家族です。
あなたも。
だから、遠慮はしません。
そんなふうに思いながら
しっかりしろ、と彼女に言い
先生にひょんを
診察をしてもらった
点滴をしたら
ちらっと見ただけでもわかるくらい
楽そうになったヒョン。
それが見てわかるから。
Aさんを見ると
少し安心したようで。
だけど
ベッド横にピッタリいたまま
ジュンスから離れない。
CM「少し休みませんか？」
「大丈夫……です。チャンミンさん
休んでくださいね？」
……。
休ませなきゃ…
きっと。まともに寝てないし、
朝から食べてないだろう。
CM「なんかお腹空きましたよぉー」
(え。あ。そうだよね。朝から来てもらったんだった！)
「うん^^ すいません。なんか食べますか？
作りますよ！」
CM「作ってもらいたいところですが。
Aさん、休んでもらいたいので
ぼく、コンビニ行ってきます。何が食べたいですか？」
ベッドの脇から
立ちあがろうとして、ほんとにちょっとだけ
よろってしてしまって。
CM「おっと！」
チャンミンさんは
よろけた私を片手で支えてくれた
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作者名：maco | 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2021年5月19日 12時
