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６−４６〜JS〜 ページ46
Aはなんか勘違いしちゃった
ボクはAを抱き寄せる
JS「…違うよ。『ゴメン』は…
Aが。
Aがどんなにびびっちゃって？も？
ボクはもう、Aを離してあげることはできないんだ。だから…の、ごめん。」
JS「…ぼくがちゃんと“守る”から。
だから…」
何も聞かずに
何も責めずに
私の気持ちに寄り添ってくれて
それで
さっきみたいな場面では
私をきちんと、守ってくれてた
隠すことなく
堂々と…
なんにも怖くなんてない
「…くない。」
JS「…ん？？」
「もう不安なんかない。怖くなんてない。
ジュンスがいればなんにも怖くない^ ^」
「それに…私ももう、離れてあげられない。
ごめんね？」
具体的な話になったら
考え込んでしまったA。
戸惑い？
迷い……？迷いなの？
本当は、必死でどうしたらいいか
考えてたんだけど
その気持ちがわかるから…
Aが安心できるまで
寄り添うしかぼくにはできなくて。
車の中、いつもの鼻歌も
うっかりすると出そうになる
ため息を隠すためにはちょうどよくて
ボクらしく振る舞うことでしか
Aを受け止めるには
うかばなかったんだ
泣き虫なAが、
自分を責めて泣き出した
あー。泣かないで。
けど、かわいーw
ねえ、
2人なら。大丈夫だと思うんだ
2人なら。
2人なら。
ってそう思わない？^ ^
もう怖くないって
ボクと一緒ならって言ってくれたA。
ね？やっぱりAも、
そう思うでしょ？
『2人でいれば…』って
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作者名：maco | 作成日時：2021年3月20日 16時
