だいじょうぶ。 ページ5
自分で背を向けたクセに
やっぱりすごい寂しくて
急いでクルッと振り返ったら・・・
JS(にやり)(●｀∀´●)
行っちゃったって思ったジュンスがそこに立ってて
わらってた
Aグスっ(泣)
グイッ
すぐ、抱きしめられて
JS「…なんでぇー。今までなら“帰らないでぇ”
とか言うじゃん。なんで、こうなったら素直じゃなくなっちゃうかなーw」
クスクス笑いながらぎゅーってしてくれて
胸から私を離して顔を覗く
JS「うははwホントぱんぱんだ(笑)」
A「・・・イジワル。」
JS「いいの。オレが顔見てから帰りたかったんだよ
じゃ…行くね。連絡するから…」
そう言うと
パンパンの私のまぶたにキスをして
ジュンスは帰って行った
それから…
JS(すぐ連絡するよ…)って言ったジュンスの
言った通り・・・ではなく。
あれは幻だったんじゃないかってくらい？
音沙汰がなくて…
自分からすればいいいんだけど…
どの時間に仕事したり
どの時間に休んでるのかわからないから
連絡できずにいる
インスタの更新もないし←
彼のファンも『ジュンス忙しいのかな』とか言ってるから…
きっと忙しいんだろう
不安じゃないとは言いきれない。けど
嘘つく人じゃない
だから。だいじょーぶ。
ジュンスは私に
黒魔術をかけてくれたから。
だから。だいじょーぶ…
今日、仕事が休みの私は、アトリエに来ていた
何もないこの部屋が
『ガラン』としてるなんて思ったことなかったのに
あの日の残像がまだ、空気ごと残ってるみたいな
この部屋でひとり…思い出すのはあの日の事と
言葉たち。
天窓の下に・・・
A「ベッドって…///」
ジュンス言ってたな。
ベッド用意しちゃうのはちょっと…だけど
ソファーなら？←
そう考えて、SHOPの近くのお気に入りの雑貨屋に
向かう
ここの店長がセレクトしてくる雑貨も家具も
すごくステキだから…普段からよくのぞいてるお店で
実は。お気に入りのソファーもあって
前から目をつけてたんだよね
A「こんにちはー」
店長「あ、いらっしゃい♪」
買おう。って思って来たのに、
そのソファーが無くなってて
A「え。あれは？あのソファー。
見た目、カリモクみたいな。でもあのほら、べ・・・」
店長「あれ、ちょっと前に売れたの。気に入ってたもんね？ごめんー。またさ？ステキなやつ探してくるから」
A「うん。はーい。わかった。あー残念。」
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作者名：maco | 作成日時：2023年2月6日 17時
