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頼られる彼氏~JS side~ ページ22
コンビニのスイーツコーナーで
フルーツ味のヨーグルトを探す
プリンとかゼリーとかも…テキトーに取って…
カゴに入れるその時、自分の左手がふと目に入って
さっきまで繋いでたこの手…
“まだ一緒にいたい”だって！！！
JS(グフっ)www
変な笑いが出ちゃって
JS『ん、んっんん』咳払いでごまかして
慌ててキャップをもっと目深にかぶる
可愛かったな…A。
こんな俺でも頼ってくれるし…そばにいてほしーだって。やばいな…
他に必要な物は・・・って店内をぐるっとまわって
またその…
“ソレ”を売ってるコーナーのとこに来て。
今日はフンって横目に通り過ぎる
だって今日は持参してるからね←
あったりまえじゃん。
今日は“そのつもり”だったから
持参してる
『持ってるけど・・・ガマン。ジュンスや、がまんだ』
Aは病んでるのに
そんなこと誓いつつ急いで帰ったら
A (💤)
寝てる…A
腕時計を見て時間を確認
結構な時間・・・
明日ももちろん仕事…だけど
さっきの裾をつかんだこいつの顔思い出すと
なんだかこのまま帰れなかった
俺は買ってきたものを冷蔵庫に袋ごと突っ込むと
靴下とシャツを脱いでベッドに。
布団に素早く潜り込んで
後ろから
すっぽりAを抱きしめると
そのまま目を閉じた
俺だって…
まだ一緒にいたいんだ
こいつが
目が覚めた時に
いてやれてるのがさ？“彼氏”だろーから
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作者名：maco | 作成日時：2023年2月6日 17時
