知ってる ページ3
ジュンスの嘘みたいな言葉に
嬉しくてちょっと涙が出る
グスッてしながらジュンスの腰に腕を回して
くっつく。
ピッタリと。
A「私の時間は作れるから。ジュンスが大丈夫な時、教えて？絶対時間つくる…」
ぴったりくっついてるAがかわいくて
腕の中、離したくなくなる
どーした？オレ。
身体の真ん中がぎゅーってしてちょっと苦しいくらい
JS「A。すぐ連絡する・・・」
そう話しながらピッタリくっついてたAを
少し離して顔を見る
私の顔を覗き込むジュンス
その瞳が見たことないくらい優しくて
艶やかで
好きが溢れて苦しくなって。怖くなって
目を伏せ、勘違いしないように、逃げようって
うつむこうとした
JS「A」
ハスキーで…
こういう時は、少し低音なジュンスの声
ダメ…心臓イタイ。好きがあふれて
ギューって目を閉じる
そして
おそるおそる腕の中から見上げた
！！ ん…
(チュッ…ちゅっ…)って
すくうように何度もキス…するジュンス
肩のあたり、
ジュンスの服を、ギュッと掴む
もーだめ。
A「…っじゅ、ジュンス…す…きッ
好きだよ。ずっと…(涙)ずっとホントはずっと、好きだった…」
泣きながら…
私の想いは。もう決壊して
あふれ出てしまった。
永遠に伝えてはいけないと思ってた
“本当の”想い
出会えたあの日から
JS「…知ってる。」
A「(泣)うそ。ウソだよ。知らないよ(泣)」
止まらなくて。言葉も涙も
全部。吐き出すように私は号泣した
ーーJS sideーー
優しく…したいからするんだけど
Aがもうそのたびに
いちいち可愛くて💦
オレ…ちょっとやばい。
ピッタリくっつくAに
確認するように覗き込むと
瞳の奥。
オレを見るその目が…すごい///
だけどオレに負けて目を伏せちゃうんだ
JS「A」
こっちを向いて欲しくてそう名前を呼ぶ
ギュッて。目も口元もするAがまたかわいいな。なんだろそれ？って思ってたのに
そのあと見上げてきたAのまなざしに
タカが外れたのは・・・オレだった
オレの想いが伝わればいい
その方法は…バカなオレは今…これしかわからない
止まらない気持ちの中でキスを続ける
Aが泣き出して
泣きながら想いを伝えてくるから
どーにかなりそうだった…
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作者名：maco | 作成日時：2023年2月6日 17時
