予感 ページ18
約束の今日は…時間とか全くわからないけど
朝起きた時から…私にはちょっと予感はあって…
お店で午前中にいつも通り仕事しながら…
予感はだんだん…“悪寒”になって…
店長『A、おまえ具合悪いんじゃないの？
今日もういいから…帰れるうちに帰れ！』
A「はい…」
店長「…なっ！すごい声…熱上がるぞ？それ」
A「すいまぜん…がえりまず・・・」
なんとかうちにたどり着いたところまでは記憶にあるけど…
ガンガンするアタマと悪寒とで余裕もなくなっちゃって
次に気が付いたときは部屋は真っ暗。
もう夜だった
A「やばい…連絡…ジュンス・・・」
ジュンスからの連絡は
今日は遅くなりそうだからジュンスのうちに来てほしい、っていう連絡で。
マンションへの入り方とか入り口とか。
そういう説明は電話するから電話くれって…
もうそれが3時間以上前の連絡
それからの連絡は…一回着信があっただけ
A「怒っちゃったの…かな(泣)」
またちょっと痛むアタマ
でもがっつり寝て汗かいたからか、体はもうラクになってきていて
相変わらず丈夫なわたし。
キッチンで水を飲みながら空腹だけど…風邪薬飲んで
ジュンスに連絡する
ーー電話ーー
ワンコールですぐジュンスが出て
A「(もしも・・・)(で、出ない！)」
声がほとんど出なくて
JS「・・・(プツ)…」
A(き、切れた！！(泣))
ジュンスがもう、話してくれないくらい怒っちゃったと思ってたら
すぐきたLINE
ーーLINEーー
JS「心配した」
A(う、うそ！ジュンスが私の心配？え。泣く)←
そう思ってすぐ、
A「ごめん、風邪ひいちゃったみたい。今日は会えなくてごめん」
JS「会えないって誰が決めた？行くから」
A(は？？)
そう思ってたらわりとすぐ鳴ったインターフォン
きっとそれは近くにいたってことで(泣)
キャップを目深にかぶったジュンス
A(かっこいいー✨)←
ど、どーしよう。こんなだし、うつしちゃうし
JS「早く。早くあけて」
とりあえず開ける
程なくして玄関のベルが鳴って…
急いでマスクを出して扉を開けると
JS (ぐいっ)
ジュンスに引き寄せられてギュッて抱きしめられて
でもその後…手を引っ張ってうちにあがると
まっすぐに寝室へ
A「…ちょ・・っ！ジュンス？無理、むりだよ。」
声にならない声で言うけど
寝室はいって扉を閉めて、私をベッドに座らせた
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作者名：maco | 作成日時：2023年2月6日 17時
