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伝えていい想い ページ15
乗りたかった助手席に乗れなかった
あの電気屋の私ではもうなくて
今は。
A(想いをジュンスに伝えていいんだ…)
A「ジュンス。明日は？スケジュールあるでしょ？ちゃんと決めた時にしよーよ。ね？お泊まりとかは。
わたし・・・も…さ。離れたくないよ？ね…だから次はいつ会えるかちゃんと…っ！」
グッとジュンスに引き寄せられて、ストンとその胸に飛び込むみたいに。
JS「あした。」
A「へ？あ。あした？」
JS「なに？ダメなの？？」
A「あ。いや…ちがう。あ、あした…がなにかなって」
JS「あぁ…そっか。明日会える？」
A「・・・」
駄々をこねるみたいなオレの勝手な態度に
まっすぐ伝えてくれたAの想いは
オレと一緒？で
『離れたくない』っていうAの言葉は
『一緒にいたいからー』とか
『帰りたくない』とか
今までだって別のカタチをした言葉でAから
何度だって言われてきた
自分が思う時に言ってもらえないからって
すねるとか…ほんとどうかしてるオレだけど
そんなオレの態度をちゃんとわかって…受け止めてくれた
A。
引き寄せて抱きしめて
100歩譲ったオレの提案←
“今日がだめなら明日。”
主語がないからなんのことかわからなかったAに
明日会えるかってきいたら…やっぱり黙っちゃって
JS(おねがい…オレのわがまま聞いて)
そんな気持ちで抱きしめる力を強くする
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作者名：maco | 作成日時：2023年2月6日 17時
