しあわせな身体 ページ11
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(バタン)
後ろ手にバスルームに続く洗面所の扉を閉める
A「///…っ！び…っくりしたー///」
閉めた扉に背中をつけると
その場にずるずるとしゃがみ込む
(お、おそるべし…キム・ジュンス…)
その色気・・・知ってはいた？けど…
想像以上！
妄想以上！←
A (…///)
ドキドキがおさまらず、
鏡の前…しゃがみ込んで自分を抱きしめる
今のいま。私の身に起きたことがもう…
信じられないし、恥ずかしい///
だけど・・・
自分を抱きしめた手で自分の腕をさする
A…わたし・・・わたし…幸せだ(涙)
いま、
世界一愛しい身体の自分を、抱きしめた
・
・
・
(ガチャ)扉があく
A！！！！！
ーーJSーー
サラッとシャツを羽織って
スタスタ歩くAの後ろ姿
シャツから伸びるAの…足。
JS「・・・・・」
バスルームへの扉が閉まる音がした
俺はソファーから降りて
歩き出す……
『一緒にシャワーするか？』って
あいつを。
Aをからかって、ドキドキさせるつもりだった
そーじゃなきゃ。そーでもしなきゃ…
この・・・ドキドキで…
俺がどーにかなりそうだったのに。
Aはスッと
かわしてフツーに・・・
平気…なのか？オレと…その・・・
そーなっても？
あいつは…ふつーなの？
なんか悔しかったのと
想いのギャップ？になんだか不安にも似た気持ちで
アイツの後を追った
(ガチャ)
バスルームに続く洗面所の扉を開ける
JS「どうした⁈」💦
鏡の前
小さく小さくすわりこんで
うずくまるAを見て慌てて近づき抱き寄せる
A「///」
Aの目が潤んでいてでも…顔色は悪くない
って言うかむしろ…顔が赤くて？
JS ・・・/// その顔やばい。おれ。
A「…ちょっ！ジュンス。ノックしてよ！
い、いきなり何…」
JS「だ、だいじょぶなの？」
A「あ。う、うん。だいじょーぶ。」
Aを抱き寄せてぎゅってする
JS「なんだ…び…びっくりした・・・良かった…」
A「ふふふ。本当だ。ジュンスすごくドキドキしてる。心臓早ーいw」
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作者名：maco | 作成日時：2023年2月6日 17時
