誘惑とダメ出し ページ10
ヨッとカゴに乗せるけど
カゴに、ちょこんと
乗っかってる、感じ?
入ってない
大丈夫かなーこれw
押さえながら自転車ひいていけばいいか
しゅっぱーつ♪しようとしたら背中で声が
JS「…あっぶないですよ。おれ……
乗っけてあげるから…」
え…
ほんとに?
それ甘えすぎだよね?
いや。あ。
あー炊飯器!
私自転車。そかそか。
「え。すいません…。じゃあ住所……
近くで待つんで…よろしくお願いします」
JS「…え?は?荷物だっけ?」
「え。だって私自転車あるし…自転車積めないし、私みたいなの…乗ったらまずいし…」
たしかにー
確かに自転車あるのに乗っけてあげる…は
そうか…
でもさ…荷物だけって…
おれ配達員かよw
うーんどうしようか…
JS「あ。じゃあ。一回あなたのうちにコレ置いて。
でまた一緒に車でこっち戻って?
自転車取って、乗って帰る。とかは?」
「え…そんなめんどくさいこと…ジュンスさんにさせられない」
JS「んーいいよ。いい。おれまだ買い物してないし?ここで。
また戻るの全然構わないからー」
や、やさしーーー!っていうか…
そんなの
やりすぎでしょー
だめだよ。ジュンス。それ、ダメー
「ジュンスさん。やり過ぎです。(きっぱり)」
JS「…え?」
「それはー優しくし過ぎ!
ダメですそんなの。
いいですか?
私みたいに『単純な変態』じゃなくて、本気でやばい人、いますよ?」
(へ?へんたい?)
「知らない人、車に乗せるとか。
なし。ない。ぶーっぶーです🙅♀️
危ないですよ?
わたしは大丈夫なんで♪
ありがとうございました。」
あーもう今度こそバイバイしなきゃ…
「あの。
きっともう…こんな奇跡ないだろうから。
言います!ね?」
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作者名:maco | 作成日時:2022年2月8日 20時