The monster and the Magic ーJSー (ページ49)

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脳内変換ページ49

All・『おつかれさまでしたーーーー』

JJ「よし。早い！っじゃあー行きますかっ❣️」

マネ「ぉっと！ジュンス！！オマエだけこのあともう一個取材な？」

JS「はぁ？」

マネ「はぁ？じゃないし。ミュージカルの
　取材。だから移動するからーよろしく」

JS「・・・」

YC｢・・・終ったら来いよ。ちゃんと…
　見てるから…」

JJ「じゅんすー行ってこい。」

神さまはどこまでもイジワルだ

最寄りの駅前で待合せして
お店までは徒歩

「わー✨Aさん。今日すごくきれー♪嬉しいです！
　デートだー♪」

そんなふうに最初から言われて。

人の溢れる街中を
並んで歩く…

たまに目についたお店に立ち寄ってみたり

レコードショップにも立ち寄った

3人の新しくでるアルバムのコーナーがあって

そのジャケットのジュンスと目が合う

私が好きな
『ドヤ』ってジュンス

「かっこい。」思わずもれちゃった言葉に

彼が答える

男S「Aさん、好きっすもんねー
　ジュンスさんのこと。いつから“ファン”
　なんすか？」

A「あ…うん♪もう8年くらい？かな。そうかーもうそれくらいか。」

男S「仕事で？知り合いになったんですか？仲良いですよね？3人と。」

A「…え。あー。ううん。仕事じゃないんだよね…」

男S「え。仕事じゃなくて…？っと、あとでまた話し聞かせてくださいね♪

……おれ…ジュンスさんのファンのAさん、きちんと受け止められますよ？」

A「え…。」

予約用のサンプルを手にしてうつむいてた私を

覗き込むようにして彼が言う

「さっ、行きましょ♪」

きっと

あたしが望むようなことはこのさき
起きない。のに

誰かとこうしているだけで、

その全てを…置き換えて考えてしまう自分がいる。

もしジュンスとだったら

もし…もし…

そんな私でも、一緒にいられるの？

それは…ないと思う。よ。

それに

私が無理だ。

行こうって言われて

動けなくなってて

「ね。やっぱり…」

男S「・・・なしはなしです。わかったから。
　そう言うこと、もう言いませんから。
　だから今日だけ。ね？
　もーAさん。ホントキツいw」

「ご、ごめん💦」

男S「ごめんとかーもっとw
　今日は楽しもう。ね。じゃあ行こう♪」