溢れる ページ27
さきイカをかじりながら
スケッチブックをめくる
ここ最近撮り溜めてた
素材の写真とかをSNSで引っ張り出して
鉛筆を走らせる
彼に会った日は…想いがかたちになることが
多い
イメージが…溢れてくるからだ
♬
今日あったジュンスを思い出す…
笑顔と・・・
笑い声
撮影…かっこよかった♪
(結局他のスタッフさんたちもいたし
見せてもらえた)
時々聞こえてくる…口ずさむ歌声♪
これ、すごいよね✨
その場では…無表情で頑張るけど
心の中では
めっちゃガッツポーズ
そのあと…一緒にいれた←
(ずきん) 痛っ!
思い出した
ジュンスとのやり取り
声が出てしまうほど
ほんとに痛い私の心
相手にされないことは最初からわかってるし
でも・・・
(もう…ちょっと…
嫌そう…?だったよな。)
好かれないのはわかるけど
『嫌われる』のは…
そんなの耐えられない
『熱狂的なファン』
周りにはそう思ってもらえてるけど
実はもう
だいぶ
こじらせ愛…
冗談って捉えてもらえる言葉はすべて
"ほんもの"
本気だってバレたら…もう近くにもいけないから
『ファン』っていう建前と
これ以上は。っていう
踏み込まない『距離感』
それ
『絶対』として
守ってきたんだけどな…
それでももう、限界なのかも
(引きどき…考えなきゃな。)
『かなえたい想い』だけど
『かなわないこと』知ってるから
(顔合わせてたら…永遠に無理(泣))
当たって砕けるのがやっぱり
ひつよーなのかも
都合よくそばにいようなんて
"無理な相手" なんだ。
ため息と一緒に
痛い胸をおさえて
それでも湧き上がるイメージに
鉛筆をはしらせる
(アンクレットなんていいよね♪
ペアにしちゃったりして❣️)
……。
(ふっ…)
3秒前の
自分の思考は
なんだったんだって…
笑いながら
(ポロッ)
涙が…零れた
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作者名:maco | 作成日時:2022年2月8日 20時