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10ー37 ページ37

エスカレーターあがったら
ジュンスがいて。
で、グッて引き寄せるからびっくりして。

けど
そのあとの彼の言葉。眼差しがちょっと
するどいから


ちがう。勘違いしたらいけない…



「何もないよ^ ^ 勘違いしないで?
 ほんと、何もない。」


ーーJ Sーー

Aは

ボクがちょっと怒り気味なこと

すぐわかったみたいだし

勘違いしないように

すぐ、教えてくれた


ぼくは。

Aの表情と、その言葉から

本当になんでもないって、ちゃんとわかった

だから
Aの手を取ると

下のファンの方々に
(深くお辞儀)

心込めて アタマを下げた

Aも慌てて
となりでアタマ下げてるw


JS ふふふwww

A ふふふ ^ ^

起き上がって

ちょこっとだけ顔見合わせて

笑っちゃったんだよね。

そのまま手を繋いで

ラウンジまで戻ったんだ

すぐにネットにながれる世界…

けど



JJ「…いいじゃん。これ。ほら。
  見って?」


搭乗前にジェジュンくんが見せてくれた
ネットの動画は

さっきの。ついさっきの。

私たち2人が
アタマ下げた後

顔を見合わせて笑ってるところ


みんなには…わかるんだ

みんなだから

ファンだからわかるんだ

ジュンスの笑顔みたら…何がホントなのか…

「・・・」

JJ「…ね?A。だいじょぶだよ」

「…うん。ありがとー」


ユチョンくんとじゃれあってた
ジュンスがこっちを見て


JS「ちょっとーひょん近い!Aと
 近すぎる!」そんなこと言いながら
 飛んでくる





顔を上げてボクをみたAの表情が

すごく・・・


何…見てたの??A。

なんでそんな。

ちょっと泣きそうな…

でも…感動してる?よね


JS「…A。」




ジェジュンくんとの距離がちかいって

気が付いたジュンスが

ユチョンくんを押しのけて

飛んでくる

『A…』

私の名前を呼んだジュンスが

私を見て目を細める


アタマ撫でてくれてて


JS「…なに観てたの?ひょんと。」って

優しく言った……

10ー38ーJ Sー→←10ー36



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21人がお気に入り
設定タグ:ジュンス , JYJ , XIA   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:maco | 作成日時:2021年7月22日 12時

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